約半年前に出産したモデルのアシュリー・グラハムが、産後の妊娠線を消すことなく、水着姿で写真撮影に臨んだ。(フロントロウ編集部)

2020年1月に第1子を出産したアシュリー

 プラスサイズモデルとして多くのランウェイや雑誌に登場し、これまで女性に押しつけられてきた極狭い美の基準を打破してきたアシュリー・グラハムは、2020年1月に、夫で映画監督のジャスティン・アーヴィンとの間に第1子を出産。その後新型コロナウイルスの感染が拡大したことで、ロックダウンの中を新米ママとして過ごさなくてはならなくなってしまったアシュリーは、その孤独な心の内を吐露したことも。

 妊娠・出産を経験したアシュリーは、米Peopleにこう話す。「さらに体重が増えた。ストレッチマークも。始めは、自分自身と向き合って、『オーケー。新しい身体。新しい考え方』って話してたよ」。そうやって、身体の変化にゆっくりと丁寧に向き合ったという彼女が、夏に向けて水着姿を披露!

ストレッチマークを消さずに水着姿に

 アシュリーといえば、アメリカで絶対的な人気を誇るSports Illustrated誌の水着特集号の表紙に、プラスサイズモデルとして初めて登場した経歴を持つ。そんな彼女は、豊富なサイズ展開がウリの水着ブランドSwimsuits For Allとコラボしており、コロナ禍であっても自宅の庭でも着たい水着を着てポーズをきめた。

 夫のジャスティンが撮影したという写真で、アシュリーは産後の妊娠線を隠すことはしなかった。「リタッチしてほしいところはどこか、何を取り除きたいかって質問はいつも出るよね。だから私は、『なんにも』って言う。DIYで作った背景を留めてる金具以外は」と、米Peopleに話す彼女は、その理由について、世の中の女性たちへのメッセージもあわせてこう語る。

「私が話した多くの女性は、自己イメージや体型に自信がないっていう気持ちを抱えてた。でも彼女たちに理解してほしいんだけど、私たちはみんな、社会にそうしろって言われていることがあって、でもなぜそうしなければいけないの?ってこと。だから私はここで自分を見せて、語って、誇りに思ってる」

 プラスサイズモデルの代表格として活動してきたアシュリーは、その仕事だけでなく、自身のインスタグラムを通じても、多くの“ありのままの姿”を発信しており、妊娠中には二段腹やストレッチマークを写した写真を公開したり、産後には、産後のママたちが悪露(おろ)と呼ばれる出血の対策のため身に着ける「産褥パッド(お産パッド)」について語ったりして、多くの女性たちを励まし、そして共感を得ている。(フロントロウ編集部)

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