『TWD』映画版で帰ってくるリック
『ウォーキング・デッド』のシーズン1から9年間も主役を務めていたけれど、シーズン9のエピソード5でドラマを卒業したリック役のアンドリュー・リンカーン。しかしファンが悲しみに浸るのも束の間、『ウォーキング・デッド』の映画版が制作されることが発表され、リックが主役であることが明らかにされていた。
映画版『ウォーキング・デッド』は3部作にすることも視野に入れているとされており、2019年7月には、24秒のティーザーが公開。一瞬映し出された街並みがペンシルベニア州フィラデルフィアに似ているとされ、舞台はリックが最後にいたヴァージニア州からペンシルベニア州に移るのではないかとの考察が広がっている。
アンドリュー・リンカーン、シリーズに早く戻りたい
映画化についてファンに知らされてからは2年だけれど、映画化についてアンドリューは、ドラマのシーズン4の時期からプロデューサーのスコット・M・ギンプルと話してきたと明かしており、大ヒットドラマの映画化が時間をかけて着実に発展してきたものだと分かる。
しかし現在は、新型コロナウイルスの影響でドラマ版にも多大な影響が出ている状況。映画の進展がどの程度かは分からないけれど、アンドリューは早く復帰したいようで、スコットがオンラインコミコンでこう明かした。
「彼は私達に議論をぶつけてきますよ。すごく、すごくこのプロジェクトに惹かれているんです。そしてみなさんに伝えたいのですが、彼は(シリーズに)戻ってきたくてウズウズしてますよ。私達みんなと同じようにね」
映画版の進み具合は?
リックに早く戻ってきてほしい『ウォーキング・デッド』ファンにとっては嬉しい報告となったスコットのインタビュー。また、制作陣やキャストの仲が良いことで知られる『ウォーキング・デッド』らしく、映画の計画においても、みんなで仲良く楽しみながら進めているよう。
「私達は今、磨いて、微調整して、実験しているところです。研究しているんです。いろいろと遊んできて、今は責任があります。(中略)私達にはまだ分からない。だからまだ研究しています。まだふざけることができます。まだ遊んでいるんです」
2020年1月にはアンドリューがイギリスで銃や弓の訓練を受けたことが分かっており、もうすぐ映画の撮影が始まるのではないかと思われていた。映画版のスケジュールも新型コロナウイルスに影響を受けていることは確実と見られるけれど、リックに再会できるのはそこまで遠い将来の話ではないよう。(フロントロウ編集部)