“窓から見える景色”を世界中の人たちと交換できる新感覚サイト「WindowSwap(ウィンドウスワップ)」が癒しの極み。 (フロントロウ編集部)

自宅に居ながら「世界のどこかで誰かが見ている景色」を体験

 新型コロナウイルスによるステイホーム生活が始まって、はや数カ月。相変わらず、不要不急の遠出は控え、パンデミックが過ぎ去るのをじっと待っている人がほとんどなはず。

 この夏予定していた海外旅行の計画が中止になり鬱屈とした思いを抱えている、じつは、どこかへ出かけたくてウズウズしているという人に、ちょっとした癒しを与えてくれる新サイトが誕生した。

 それが、世界各地のユーザーが投稿した、自宅などの窓から見える風景を収めた動画を閲覧できる「WindowSwap(ウィンドウスワップ)」。

画像: 自宅に居ながら「世界のどこかで誰かが見ている景色」を体験

 使い方はいたってシンプル。「Open a new window somewhere in the world(世界のどこかにある窓を開ける)」というボタンをクリックするだけで、イタリアやイギリス、フランス、オランダといったヨーロッパの国々はもちろん、アメリカ、ハワイ、オーストラリア、インド、ブラジル、中国など世界中のユーザーたちが寄稿した、彼らが今にも見ている窓の外の景色がランダムで表示され、旅気分を味わうことができる。

プラハ(チェコ共和国)

画像1: ©WindowSwap

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メルボルン(オーストラリア)

画像2: ©WindowSwap

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ロサンゼルス(アメリカ)

画像3: ©WindowSwap

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オーストリア

画像4: ©WindowSwap

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 次の窓の外の映像に切り替えたければ、再び「Open a new window~」のボタンをクリックするだけ。

 とくに何か驚くような事が起こるわけではないけれど、風が樹々を揺らす様子や川や海を流れる水の動きといった自然に目を凝らしてみたり、人や車、電車が行き交う都市の息吹を感じることは、なんだか心をリラックスさせてくれる。音声付きのため、臨場感もある。

 「WindowSwap」は旅好きなクリエイター夫妻ソナリ・ランジット&ヴァイシュナヴ・バラスーブラマにアンが、ステイホーム中の共同プロジェクトとして世界各地に住む友人たちの協力を得てスタートしたもの。

サンフランシスコ(アメリカ)

画像5: ©WindowSwap

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ダンディー(スコットランド)

画像6: ©WindowSwap

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 使用は無料で、自分の家、もしくは好きな場所からの窓の外の景色を投稿することもできる。

 投稿のやり方は、窓の外の景色を10分間、定点撮影した動画(横向き/HD設定)を「SUBMIT(投稿する)」というボタンをクリックして表示された先にあるメールアドレスに送るだけ。もしくは動画共有サイトVimeoのアカウントを持っている人は、そこに動画をアップして、リンクをメールでシェアすることで寄稿できる。

 とくに何か見返りがあるというわけではないものの、世界のどこかで暮らす人たちと窓の外の景色を交換できるなんて、ロマンチック。もちろん閲覧だけでもOKなので、気になる人はチェックしてみては。(フロントロウ編集部)

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