フレッシュな印象に仕上げるメイク法
いつも何気なく行なっているメイクは、その取り入れ方によって見た目年齢を大きく左右することがある。では、若々しくフレッシュに見せるにはどうすればいいのか? そこでカギなるのは、何を足して、何を引くか。

メイクアップアーティストのカリスタ・ロリアンは、「ここもあそこもと全ての場所に力を入れたメイクは、見た目年齢を上げてしまうことがある」と米メディアMarie Claireに話し、足す部分と引く部分を理解してメリハリをつけることが大切だとアドバイス。
じつはこのカリスタは、自身の母に施した若見えメイクがネット上で大反響を呼んだ経験もある、若々しいメイクの達人。そんなカリスタが教える、若見えメイクのコツとは?
足し算するコスメ:トーンアップ下地、アイブロウペンシル、リップ

若々しく見せるためにカリスタがしっかり塗ることをオススメしたのは、トーンアップ下地とアイブロウペンシル、リップの3つ。なぜかというと、明るく透明感のある肌とふさふさな眉毛、唇の血色感があることでフレッシュな印象に見せることができるからだという。
カリスタはその使い方について、「下地を使って肌をトーンアップさせ、スクリューブラシで眉毛を上向きにしてからアイブロウペンシルを使って毛並み感のある眉毛をつくり、しっかり色づくリップを塗るようにして」とアドバイス。この3つのパーツのメイクに集中することでメリハリのある若見えメイクに仕上がるそう。
引き算するコスメ:ファンデーション、アイシャドウ、チーク

反対に控えめに塗ることで若々しいメイクに仕上げられるのが、ファンデーションとアイシャドウ、チークの3つ。その理由についてカリスタは、どれもしっかり塗りすぎることでシワに入り込んだり厚塗り感が出てしまったりして、見た目年齢を上げてしまうことがあるからだと説明。どれもつい力が入ってしまいがちなメイクだけれど、ここを引くことが肝心のよう。
取り入れる方法として、「ファンデーションはシワに入り込まないよう極力薄めに塗り、アイシャドウは肌なじみのよいカラーをほんのりのせて、チークは濃くならないよう控えめに仕上げるのがオススメ」とカリスタは話した。
足すべきコスメと引くべきコスメを上手にコントロールして、フレッシュに見せるメイク方法。とくに引き算は不安に感じるかもしれないけれど、ぜひチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)