アイメイクの失敗を予防するプロのワザ
目元の印象を大きく変えるアイメイクは、さまざまなテクニックが必要なパートで、それだけにキレイなアイメイクに仕上げる道のりには、落とし穴も多い。じつはプロにとってもそれは同じのよう。でも、そこはメイクのプロ。そんな失敗を防ぐための策だって、しっかり持っている。

メイクのプロが明かした、アイメイクでありがちな失敗を防ぐ簡単テクニックをご紹介。
アイシャドウの粉落ちを防ぐ:少なめに重ねていく
アイシャドウを塗るときや時間が経ったとき、目の周りに粉が落ちてしまう「粉落ち」を経験したことがあるのなら、見直したいのが一度にブラシにつける量。

使い慣れているアイシャドウほど一度にたくさんとりがちだけれど、メイクアップアーティストのリンゼイ・エビンは、「ブラシにつけるアイシャドウの量が多すぎると、粉落ちが起こりやすくなる」と米Selfに話し、ブラシをトントンと叩いて余分な粉を落としてから使うようアドバイス。
まず少なめに塗ってたりないと思ったら徐々に足していくことで、適切な量をまぶたにのせることができ、粉落ちを防止できるそう。
はみ出しを防ぐ:ファンデより先にアイシャドウを塗る
多くのメイクアップアーティストが取り入れる失敗を防ぐ秘訣が、ファンデーションを塗るよりも前にアイシャドウを塗ること。なぜ失敗を防げるかというと、後からファンデーションで調整できるから。

米コスメブランド「アナスタシア ビバリーヒルズ」の創業者の娘、クラウディア・ソアレは、「先にアイシャドウを塗ることで、ちょっとしたはみ出しなどのミスをファンデーションを塗りながら修正できる」と米Todayに説明。
アイホールや涙袋などを広い範囲に塗りすぎても、後からファンデーションを重ねてカバーできるのでキレイに仕上がるのだそう。
ヨレを防ぐ:濡らしたブラシを使う
アイメイクの失敗は、時間が経ってから「ヨレ」として現れることも。気がつくとアイシャドウがヨレたり、二重の溝にたまったりするなら、アイシャドウを塗るときのブラシに工夫を加えるとよいという。

メイクアップアーティストのビリー・ジーンは、「アイシャドウブラシを水で湿らせると、アイシャドウがよりまぶたに密着してヨレにくくなるからオススメ」とコメント。ほどよく水分を含んだメイクツールを使うと、メイク崩れを防止できるのだそう。
メイクのプロが伝授する失敗しないアイシャドウのテクニック。仕上がりがキレイになってキープ力もアップするので、気になる人は取り入れてみて。(フロントロウ編集部)