Netflixのオリジナル映画『キスから始まるものがたり』のジョーイ・キングが同作の共演者で元恋人のジェイコブ・エロルディをディスるような発言をした騒動で意外な真相がジョーイの口から明かされた。(フロントロウ編集部)

ジョーイ・キング、ツイッターで元彼を「嘘つき」呼ばわり

 Netflixのオリジナル映画『キスから始まるものがたり』は、2018年に公開された第1弾に引き続き、2020年7月24日に2作目となる『キスから始まるものがたり2』が配信され、この夏屈指の胸キュン・ロマコメ映画として世界中で大ヒット。

 さらに、2021年には、2作目と同時期に極秘で撮影されていた第3弾となる『キスから始まるものがたり3』が配信されることも発表され、個性豊かで美男美女ぞろいのキャストたちにも、ますます注目が集まっている。

 そんななか、世間の興味を引いたのが、1作目の共演がきっかけで交際をスタートさせたものの、2作目の撮影の時点では破局し、元恋人同士というなかなか気まずい関係ながらも、劇中では見事に“お互いにぞっこんなカップル”を演じてみせた主人公のエル役のジョーイ・キングとエルの恋の相手ノアを演じたジェイコブ・エロルディの関係性。

 ジェイコブとの破局後に行なわれた2019年のインタビューで、元恋人のジェイコブと共演を続けることについて、作品ファンのためなら「犠牲を払う価値はある」と発言し、気まずい状況を乗り越えたことで、「自分自身のことも色々知れたし、俳優としても成長できた」とポジティブに語ったジョーイだったが、ジェイコブが2作目の公開に合わせて行なわれたあるメディアとのインタビューで、同作を「まだ観ていない」と発言したことに辛口な反応。

画像: ジョーイ・キング、ツイッターで元彼を「嘘つき」呼ばわり

 一部でジェイコブの言動に対し、「なぜ観ないの?」、「出演に不満があるの?」といった疑問の声が持ち上がるなか、ジョーイは、ツイッターを通じて「ジェイコブは観たよ。彼はウソをついてる」とバッサリ。

 ジョーイはすぐにこのツイートを削除したが、ジェイコブを真っ向から“嘘つき呼ばわり”したことで、ジョーイがジェイコブを「ディスった」ととらえられ、元恋人同士である2人の間に不穏な空気が流れているようだとウワサになった。


ジョーイがツイートを消した「本当の理由」

 しかし、ジョーイは、先日出演した米ラジオ番組『The Howard Stern Show』のなかで、じつは、ジェイコブのウソを指摘したツイートは、ジェイコブ本人に事前に了承を得たうえで投稿したものだと告白。さらに、ツイートを即行で削除したのには、まったく別の理由があったと説明した。

画像: ジョーイがツイートを消した「本当の理由」

 「彼はウソをついてる」というコメントを投稿した際、最近SNSを中心に若者の間で流行っている「capping(キャッピング/ウソをついている)」という表現を使ったジョーイ。

 この表現はもともと、「cap(大袈裟に言う/嘘をつく/自慢する)」といった意味で黒人たちが使っていたスラング。ジョーイは、ネット上で流行っているイケてるスラングとして軽い気持ちでこの言葉を使ったのだが、白人である彼女がこの言葉を使ったことに不快感を示すユーザーから数件指摘があったそう。

 「TikTokやインスタグラム、友だちから聞いたことがあった『capping』って言葉を、新しいじゃんと思って使ったんだけど、そういうことじゃなかったみたい。白人である私が使うべき言葉じゃないっていうのを知らなくて、2つのツイッターアカウントから批判が届いた。だからあのツイートを削除したの。世間の人は、私が『彼(ジェイコブ)についてコメントするべきじゃなかった』って焦って消したと思ったみたいだけど」と説明したジョーイは、「あのツイートはおふざけのつもりだった。意地悪なんかじゃなくて。本当に。『キスから始まるものがたり』のファンたちは、私たちの間にある緊張感みたいなものに興味を持ってるって知ってるから、楽しんでくれるかなと思ってやっただけ」と、一種のファンサービスのつもりだったと明かした。

 ジョーイは、その証拠に、「ツイートする前に彼(ジェイコブ)に許可をもらってあったし。彼もあのツイートを面白がってくれてたんだけどな」と、ジェイコブに承諾を得てから彼をバッサリ斬るツイートを投下したとも語った。

画像: 交際していた頃のジョーイとジェイコブ。

交際していた頃のジョーイとジェイコブ。

 憧れカップルとして注目されながらも、人知れず紆余曲折を経て別れた元恋人のジェイコブとの共演は、やっぱり「手強かった」と本音を明かし、「また俳優と付き合いたいと思う?」という質問には「無いかな。無理だと思う。自分と同じ分野で活躍する人と付き合うのは素晴らしい事だと思うけど、まったく同じ事をやっている人とっていうのは、厳しいかも」と答えていたジョーイ。

 彼女は2020年2月頃から米Huluで配信された主演ドラマ『見せかけの日々』のプロデューサーであるスティーヴン・パイエットとの交際がウワサされており、一方のジェイコブは、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』の共演者のゼンデイヤと交際している。

 今回のジョーイのジェイコブへの“ディスツイート疑惑”に関する説明から察するに、2人は元恋人特有の気まずさを抱えながらも、共演者としてはプロ意識を発揮して仲良くやっているよう。(フロントロウ編集部)

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