近年、英語圏で聞くようになった言葉「BAWSE(バウス)」。全員が目指したい、BAWSEとは一体どんな人のことなのか?アメコミの祭典DCファンドームでの俳優たちのトークセッションと共に、BAWSEというコンセプトをご紹介。(フロントロウ編集部)

「BAWSE」とは

 実権を握る人/上司という意味を持つ「BOSS(ボス)」という単語を、勢いをつけて言ったときの音をそのまま文字にした「BAWSE(バウス※)」。

※スラングのため人によって少し発音が異なり、「ボース」のように発音する場合もある。

^ エド・シーランがテイラー・スウィフトに「BAWSEになれておめでとう」とツイート。

 BAWSEな人の特徴として、リリー・シンの著書『How to Be a Bawse: A Guide to Conquering Life(意味:ボースになる方法:人生で勝つ方法)』ではこう説明されている。

自信を放ち、目標を達成し、精神的に強く、傷つくことから成長し、純粋な笑顔を持つ人。なぜなら、自分自身があらゆる逆境を経験して乗り越えてきた人だから。

人生のさまざまな局面において、エスカレーターではなく階段を登ってきた(努力して勝ち取ってきた)。

 ちなみに、ユーチューバーでもある著者のリリーは、普通の上司(BOSS)とBAWSEの違いについて、米トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』でこう説明している。

BOSSは職場にいる人。でもBAWSEは、人生すベてにおいて制圧して勝つの。仕事だけでなく、家庭や恋愛において、コミュニケーションの仕方において。存在し続けるのではなく、勝ち取る人なの。

どんな人がBAWSE?DCEUの女性たちがトーク

 そんなBAWSEという概念について、ハリウッドで活躍する女性たちがトーク!

 8月23日にオンラインで開幕したアメコミの祭典DCファンドームで行なわれたトークセッション『DCユニバースの有色人種の女性たち』にて、DCコミックス原作のドラマに出演する女性たちが“BAWSE”という概念について語った。

 ドラマ『タイタンズ』でブラックファイアを演じるダマリス・ルイスは、「BAWSEはより多くのBAWSEを生み出すためのアクションを取る人だと思う」とコメント。「私たちは過去のBAWSEのおかげでここにいる」と語り、「今後もっとBAWSEが生まれるようにするのが私たちの義務」と続けた。

 そんなダマリスはSNSのインパクトにも触れ、「SNSのアルゴリズムはあなどれない。誰にフォローされているか、誰にどのように見えているかは私たちにはわからない。そんななかで、フォロワーは私たちの行動を見てそれを真似するの」とコメント。自分の影響力を分かって行動・発言するBAWSEになってと訴えた。

 また、ドラマ『THE FLASH/フラッシュ』でアイリス・ウェストを演じるキャンディス・パットンは、女性や、とくに有色人種の女性はBAWSEのように主張したり勝ち取りに行こうとしたりすると“面倒”や“難しい”と言われがちだとコメント。そんななかで、そのような批評を気にせず行動を起こし続ける人こそBAWSEと言えると続けた。

画像: ダマリス・ルイス(左)/キャンディス・パットン(右)

ダマリス・ルイス(左)/キャンディス・パットン(右)

 『DCユニバースの有色人種の女性たち』フルバージョンは、日本時間9月13日に開催予定のDCファンドーム第2弾のDCウォッチバース内、マクダフィーズ・ダコタで配信される。

DCファンドーム、第2弾は9月13日開催予定!

 DCコミックスの祭典、DCファンドーム(DC FanDome)は、第2弾となる「DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース」が9月13日(日)に開催予定。この日は、テーマごとに5つのバース(世界)で24時間配信が行なわれる。

DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース

5つのバース(世界)の内容

  • DCウォッチバース/DC WatchVerse
    リラックスして椅子にもたれながら、バーチャルオーディエンスとして、世界各国の素晴らしいローカルプログラムが観覧できる。DCの映画、TVシリーズ、ホームエンターテイメント、ゲームに携わるタレントやクリエイターたちによる必見のトークセッションや本邦初公開の映像まで、様々なコンテンツが満載。
  • DC“ユー”バース/DC YouVerse
    「あなたが主役!」というテーマで、世界中から集まった最も素晴らしいコスプレやファンアートを見ることができる。
  • DCキッズバース DC KidsVerse
    子供たちや若いファンのために、家族向けの幅広いアクティビティが用意されている。「DCKidsFanDome」の公式ページから直接アクセスできる特別なエリアで、ファミリー向けのコンテンツを展開。
  • DCインサイダーバース/DC InsiderVerse
    伝説的なアーティストでDCの最高クリエイティブ責任者(CCO)/出版者でもあるジム・リー、DC作品をベースにした映画製作会社の社長ウォルター・ハマダ、DCTVシリーズ「アローバース」のクリエイター、エグゼクティブプロデューサーのグレッグ・バーランティが、DCマルチバースを最新のお宝映像で紹介。また、そこからコミックブック、ゲーム、TVシリーズ、映画、テーマパーク、グッズなど、あらゆるフォーマットでDCを現実のものにしているマスターアーティストたちの舞台裏も見ることができる。
  • DCファンバース/DCFunVerse
    みんなでシェアできるアイテムを集めたり、コミックコーナーをチェックしたり、DIYできる『ワンダーウーマン』のゴールデンアーマーやバットモービルキットに加え、デジタルプレゼントや、限定商品を取り揃えたお店も登場。

 DCファンドームについての記事一覧は、フロントロウの「DC」ページから確認して。(フロントロウ編集部)

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