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映画『ジャスティス・リーグ』をザック・スナイダー監督が編集した、通称「スナイダー・カット(Snyder Cut)」は、4部構成でHBOMaxにて配信されることがティザー予告と共にDCファンドームで発表された。(フロントロウ編集部)

ザック・スナイダー版『ジャスティス・リーグ』とは

 スナイダー・カット(Snyder Cut)という通称で呼ばれるザック・スナイダー版『ジャスティス・リーグ』は、悲運なトラブルのせいで当初の構想とは違う作品として公開された映画『ジャスティス・リーグ』を再編集して公開される新バージョン。

 2017年に公開された映画『ジャスティス・リーグ』は、脚本をはじめ内容やルックの大幅な変更があったほか、監督のザック・スナイダーが娘の死を受けて撮影終了後に監督を降板するなど、たびたびトラブルに見舞われ、スナイダー監督の当初の構想とはだいぶ違う作品となって公開された。

画像: 2017年の劇場版『ジャスティス・リーグ』(デジタルレンタル中、ダウンロード販売中)

2017年の劇場版『ジャスティス・リーグ』(デジタルレンタル中、ダウンロード販売中)

 それを受け、ファンのあいだでは、「ReleaseTheSnyderCut(意味スナイダー・カットを公開せよ)」というハッシュタグと共に、映画の公開直後からスナイダー監督の構想に近いバージョンを公開してほしいという声が多発。オンラインで立ち上がった署名活動には約18万人が署名した。

 そして、劇場版『ジャスティス・リーグ』の公開から約2年半が経った2020年5月、ザック・スナイダー監督が編集したスナイダー版『ジャスティス・リーグ』が、『Zack Snyder's Justice League(原題)』としてHBO Maxで配信されることが監督本人によって発表された。

画像: ザック・スナイダー監督

ザック・スナイダー監督

スナイダー版『ジャスティス・リーグ』は各1時間・4部構成

 8月23日にアメコミの祭典DCファンドームにおいてこのスナイダー版『ジャスティス・リーグ』について語るトークパネルが行なわれ、ザック・スナイダー監督本人が登場。ここで、映画について新たな情報が明かされた。

 まず明かされたのが、映画は各1時間の4部作になるということ。そのすべてがHBO Maxで配信される。「最後にすべてをまとめる」と話したスナイダー監督は、HBO Maxがサービス展開されていない国のファンにも、「見てもらえる方法を模索します」と約束した。

 スナイダー版では、監督が当初の悪役として設定していたダークサイド(レイ・ポーター)がヴィランとして登場。劇場版では登場しなかったダークサイドは、DCユニバースの中で最も強力な存在のひとりとして知られるスーパーヴィラン。

 さらに監督は、スナイダー版ではフラッシュ(エズラ・ミラー)やサイボーグ(レイ・フィッシャー)の活躍がより多くみられるとした。

スナイダー版『ジャスティス・リーグ』ティザー予告

DCファンドーム、第2弾は9月13日開催予定!

 DCコミックスの祭典、DCファンドーム(DC FanDome)は、第2弾となる「DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース」が9月13日(日)に開催予定。この日は、テーマごとに5つのバース(世界)で24時間配信が行なわれる。

DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース

5つのバース(世界)の内容

  • DCウォッチバース/DC WatchVerse
    リラックスして椅子にもたれながら、バーチャルオーディエンスとして、世界各国の素晴らしいローカルプログラムが観覧できる。DCの映画、TVシリーズ、ホームエンターテイメント、ゲームに携わるタレントやクリエイターたちによる必見のトークセッションや本邦初公開の映像まで、様々なコンテンツが満載。
  • DC“ユー”バース/DC YouVerse
    「あなたが主役!」というテーマで、世界中から集まった最も素晴らしいコスプレやファンアートを見ることができる。
  • DCキッズバース DC KidsVerse
    子供たちや若いファンのために、家族向けの幅広いアクティビティが用意されている。「DCKidsFanDome」の公式ページから直接アクセスできる特別なエリアで、ファミリー向けのコンテンツを展開。
  • DCインサイダーバース/DC InsiderVerse
    伝説的なアーティストでDCの最高クリエイティブ責任者(CCO)/出版者でもあるジム・リー、DC作品をベースにした映画製作会社の社長ウォルター・ハマダ、DCTVシリーズ「アローバース」のクリエイター、エグゼクティブプロデューサーのグレッグ・バーランティが、DCマルチバースを最新のお宝映像で紹介。また、そこからコミックブック、ゲーム、TVシリーズ、映画、テーマパーク、グッズなど、あらゆるフォーマットでDCを現実のものにしているマスターアーティストたちの舞台裏も見ることができる。
  • DCファンバース/DCFunVerse
    みんなでシェアできるアイテムを集めたり、コミックコーナーをチェックしたり、DIYできる『ワンダーウーマン』のゴールデンアーマーやバットモービルキットに加え、デジタルプレゼントや、限定商品を取り揃えたお店も登場。

 DCファンドームについての記事一覧は、フロントロウの「DC」ページから確認して。(フロントロウ編集部)

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