リル・モジーが拳銃3丁を違法所持
海外だけでなく日本でも中高生を中心に大人気の動画アプリ、TikTok（ティックトック）にリリース前の楽曲「Blueberry Faygo（ブルーベリー・フェイゴ）」が非公式にリークされたことがきっかけでブレイクした注目の若手ラッパー、リル・モジー（Lil Mosey）が拳銃を隠し持っていた容疑で逮捕されたことを、米TMZほか複数のメディアが伝えている。
TMZによると、リル・モジーとその仲間たちは、某日の深夜1時頃、運転する車にナンバープレートがついていなかったことから、警察に車を停止するよう命じられた。職務質問の際、車内にいた1人の膝の上に置かれた空のホルスター（※拳銃を携帯するためのホルダー）を見て不審に思った警察官が車内を捜索したところ、合計で3丁の半自動式の拳銃が玉が入った状態で見つかったという。ちなみに、助手席の前の物入れから1丁、助手席と運転席の間にあるスペースから1丁、さらにもう1丁は車に同乗していた未成年の少年が所持していたとのこと。
また、車内からは拳銃のほかに4枚のクレジットカードも発見されたが、どれもリル・モジーや彼の仲間の名義のカードではなかったそうで、偽装もしくは盗難の疑いがあると見て捜査が進められている。
大ヒット曲「Blueberry Faygo」のリリース前の音源をファンが勝手にTikTokにアップしたところ、瞬く間にトレンド入りし、逆にバズったおかげで人気に火がついたリル・モジー。その後、彼の名を一躍有名にした「Blueberry Faygo」は音楽ストリーミングサービスのSpotifyのグローバルチャートでトップ10入りを果たし、人気を集めるきっかけとなったTikTokでは「Bluberry Faygoダンス」なるものが流行した。リル・モジーにとっては、ラッパーとしてまさにこれからという時の不祥事。
関係者が明かした話では、リル・モジーは約400万円の保釈金を支払ってすでに保釈されたそうで、早ければ来月にも裁判に出廷することになるという。（フロントロウ編集部）
