ある映画の熱狂的なファンとマッチした男性
マッチングアプリ業界で世界的なシェアを誇るティンダーを使う21歳の青年が、予想外の理由でアカウントを停止されてしまった。アメリカのシカゴに住むカーターは、ある日1人の女性とマッチ。すると、女性はカーターにこんな質問をしてきた。
「そのヨーダの人形はどこで手に入れたの?」
『スター・ウォーズ』のスピンオフドラマであり、ディズニー+で2019年に配信された『マンダロリアン』に登場した途端、その可愛さから世界中で大流行したキャラクターであるベビーヨーダ。カーターは、そんなベビーヨーダを膝の上に置き、ベッドでパソコンを使っている写真をプロフィール写真にしていたのだけれど、ちゃんと見ればすぐ分かる通り、写真のベビーヨーダは合成。そこでカーターは、「それはフォトショップだよ」と答えたのだけれど、相手は引き下がらず、「写真じゃなくて。ヨーダの人形のこと」と返信してきた。
そこでカーターは、「うん、それは人形じゃないよ、残念ながら!とにかく!どんな映画が好き?『スター・ウォーズ』以外でね」と、話題を少し変えつつフレンドリーに返したのだけれど、相手の女性はなんと、こんな反応を。
「ってことは、あなたは…、プロフィールにフェイク画像を載せてたってこと?それってつまり、キャットフィッシング(なりすまし)の定義そのままだよ。あなたはウソつきで、せこくて、私はあなたを通報する。あなたの罠に他の人が引っかからないようにするから」
なんと、ベビーヨーダの写真を使ったことで、なりすましと言われてしまった。さらには、女性は本当にカーターのアカウントをリポートしたうえに、ティンダーの運営側もカーターのアカウントを停止! まさかすぎる展開に、カーターは「ゴッド、このアプリ嫌い」というコメントを添えて、一連のやり取りのスクリーンショットをツイッターに公開。すると、なんとも大きな反響が寄せられ、彼のツイートにはなんと100万超えのいいねがつくことに!
god i hate this app pic.twitter.com/20eubiduYf
— carter hambley (@carterhambley) August 24, 2020
ベビーヨーダといえば、公式グッズが発売される前に、ファンによって制作された非公式グッズが、ハンドメイドサイトに数多く出品される事態に。ディズニーの公式が待ったをかけたと言われるほどの人気爆発となっていた。そんなベビーヨーダの熱狂的なファンとマッチし、思わぬ騒動に巻き込まれたカーターは災難ではあったものの、ツイッターでここまでバズれば、ある意味良い経験となったかも?(フロントロウ編集部)