メイクが上達する口紅の塗り方
いま持っているお気に入りの口紅、ただ普通に唇全体に塗っているだけではもったいない!
メイクアップアーティストのボブ・スコットによると、ごく一般的な口紅でも、塗り方によっては“マット”、“サテン”、“グロッシー”などのさまざまな仕上がりにすることができるという。
そこで、今回は人気モデルのカーリー・クロスや若手女優のアマンドラ・ステンバーグなどを担当するボブが、手持ちの口紅をプロのように上手に使いこなす簡単テクニックを米メディアByrdieで紹介。いつも同じ塗り方でちょっとマンネリ気味という人はいますぐチェック。
1.サテンリップの作り方
サテンの布地に近いような、ほどよいツヤとマットな質感をもつ“サテンリップ”に仕上げる方法は、まず口紅を唇の内側にポンポンと塗り、指で外側になじませる。好みの色合いになるまでこのステップを1~2回繰り返す。
次に、ティッシュオフして口紅の余分な油分を取り除く。最後に口紅を直接指につけ、唇にポンポンとなじませてほんのりツヤを出したら、サテンリップの出来上がり!
2.マットリップの作り方
ツヤのない大人っぽい印象の“マットリップ”に仕上げたい場合は、まず、いつも通りに口紅を塗る。唇全体に塗ったら、一度ティッシュオフして水分と油分を取り除き、再び口紅を塗って少し色を付け足す。
あとは、ティッシュを1枚に分けて唇にのせ、上からルースパウダーをポンポンとつけるだけ。ボブいわく、これだけで口紅の色を落とすことなくマットに仕上げることができるのだという。
3.グロッシーリップの作り方
うるおいとツヤのあるグロッシーリップに仕上げたい場合は、比較的カンタン。まず、口紅を唇全体にひと塗りする。あとは透明のリップグロスを上からのせるだけ。このとき、ボブは「べたつかずに仕上げるコツは、なるべく薄く塗ること。唇の隅々にまで丁寧にのせて」とアドバイスした。
塗り方ひとつで様々な表情を見せる、実は奥が深い口紅。このメイクテクを駆使すれば、もっとメイクの幅が広がるかも。(フロントロウ編集部)