日本の5人組人気グループである嵐が、ブルーノ・マーズが制作を手掛けた新曲「Whenever You Call」を9月18日にリリースすることを発表した。(フロントロウ編集部)

ブルーノ・マーズが嵐に新曲を提供

 日本の5人組人気グループである嵐が9月18日に新曲「Whenever You Call」をリリースすることを発表。なんと作詞作曲をブルーノ・マーズが手掛けたという。

画像: ブルーノ・マーズが嵐に新曲を提供

 2020年をもって活動休止を発表している嵐だけれど、ブルーノは嵐が活動休止になることを知った上で同曲を書き下ろしたという。ブルーノはこれまでの嵐の楽曲を聴き、ライブパフォーマンスの映像も観たとのことなので、彼らの魅力をブルーノなりに解釈した上で書かれた曲ということになる。

 嵐が所属するレコード会社であるJ Stormによれば、「Whenever You Call」は、「グループ活動を休止させる嵐の気持ち、そして休止後も、その想いは、常にファンと共にあるというエモーショナルな歌詞」になっているそうで、嵐としては初の試みとなる全編英語のバラードになっているそう。

 度重なるディスカッションと、ブルーノによるボーカルディレクションを経て完成した「Whenever You Call」は、9月18日0時にリリースされ、同日13時にはミュージックビデオも公開される。

 嵐はリリースの発表に際して、インスタグラムで「僕たちはブルーノ・マーズのファンだったので、とても光栄です」とメンバーの松本潤がコメントを寄せている。

ブルーノ・マーズの新曲は?

 一方、ブルーノは2016年に現時点での最新アルバムとなる『24K・マジック』をリリース。以降、エド・シーランが2019年にリリースした『No.6 コラボレーション・プロジェクト』に収録されている「ブロー」にクリス・ステイプルトンと一緒に参加したり、2020年も大御所R&Bシンガーであるチャーリー・ウィルソンの楽曲「フォーエヴァー・ヴァレンタイン」を共作したりしているものの、ブルーノ自身のプロジェクトとしてリリースしたのは、2019年発表のカーディ・Bとのシングル「Please Me(プリーズ・ミー)」が最後となっている。

 ブルーノは今年4月、「毎日作詞しているよ…約束する」とツイートして、新型コロナウイルス禍で楽曲制作に取り組んでいることを明かしていた。彼が自身の楽曲制作に取り組んでいるかどうかは定かではないものの、どうやら取り掛かっていた楽曲の1つが嵐との新曲だったよう。ちなみに、ブルーノがアジアのアーティストに楽曲を提供したのは今回が初めてではなく、2016年には韓国のボーイズグループSHINEEのメンバーであるテミンの「プレス・ユア・ナンバー」を手掛けた。(フロントロウ編集部)

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