コンシーラーがシワに入るのを防ぐには?
コンシーラーを使っているときに気になる、シワの入り込みやひび割れの悩み。コンシーラーは、これさえなければ言うことなしの優秀アイテムだけれど、そんな難点がプロのとっておきの裏ワザで解消することができるという。
メイクアップアーティストのスージー・ガースタインによると、目元の皮膚はとくに薄く、まばたきや少しの乾燥によってシワになりやすいというけれど、そんなシワへの入り込みを最大限予防する方法とは?
目頭近くを重点的に塗る
目の下にコンシーラーを塗るときに大切なのが、塗る場所を見極めること。多くのセレブを手掛けるメイクアップアーティストのミン・ミン・マは、「目の下には、コンシーラーをたくさん塗るべき部分と塗りすぎるとシワが目立つ部分がある」とコメント。
ミンが塗るべきと話すのは目頭付近で、とくにくすみが出やすい部分な一方で、肌がなめらかでシワができにくいという。反対に目尻に近づくにつれてくすみは薄くなりシワができやすいため、目尻側は控えめにすべきと説明。そのため目頭側にコンシーラーをのせて重点的に塗ってから、目尻に向けて薄く広げていくとカバーをしながらシワに入り込みにくくなるという。
アイクリームを塗ってからコンシーラーを塗る
コンシーラーがシワに入り込む主な原因である乾燥ジワの対策には、プロのオススメは事前にアイクリームを塗ること。
スージーは、「メイクを始める前にまずアイクリームを塗り、浸透するまで必ず数分待ってからベースメイクやコンシーラーを塗るようにして」とアドバイス。ちなみに急いでいるときには、ティッシュやあぶらとり紙でおさえてアイクリームを浸透させるといいそう。
ブラシで塗ってから指でブレンド
コンシーラーがシワに溜まるのを防ぐためには、肌にしっかり密着したシームレスな仕上がりにすることも大切。
その方法についてスージーは、「先端が平らな形のコンシーラーブラシで塗ってから、指先でなでるようにブレンドするのがお気に入り」と話し、指の体温によってコンシーラーが温まり、肌に溶け込んだように仕上がるのだと説明。目の周りの皮膚はデリケートなので、力が入りにくい指でやさしくなでるのが大切なポイントで、スージーによると薬指を使うのがベストだそう。
コンシーラーのシワへの入り込みやひび割れを予防するプロの裏ワザ。どれも簡単なテクニックなので、コンシーラーを使うときには取り入れてみて。(フロントロウ編集部)