50セントがバーガーキングを訪問
ラッパーの50セントが米現地時間9月8日、インフルエンサーのジェイ・マジニと共にニューヨークのクイーンズ区にあるバーガーキングの店舗を訪れたことを報告した。
YouTubeチャンネル「VladTV」によれば、ジェイは人々に現金を支援していることで有名なインフルエンサーだといい、50セントはそんな彼の活動に感銘を受けたよう。ジェイの活動を支援することを決めた50セントは、「ジェイ・マジニは本物だよ。近所で彼と会ってね。それで今日の夜に、みんなに愛を示しに行ったんだ」と彼を称賛した上で、バーガーキングを訪れたところを収めた映像をインスタグラムに投稿した。
3万ドルを大盤振る舞い
映像には、50セントがジェイと共にバーガーキングのドライブスルーを訪れたところが収められており、映像の冒頭で、ジェイは店員にスタッフ全員を集めるように促している。その後、“給料はきちんと支払われているか”と店員たちに尋ねた上で、「みんなに愛を示しにきたんだ」と続けて語り、札束を手にチップを配り始めたジェイ。
すると、その場に50セントが登場。地元クイーンズ区出身であるレジェンドの登場に大興奮する店員たちに、50セントからもチップが手渡される。おもむろにポケットから札束を取り出し、現金を手渡していく50セント。しかもなんと、50セントがいることに気がついた一般のお客さんに渡すという、かなり太っ腹な大サービスも。さらには、映像の最後には騒ぎを聞きつけたと思われる警察の姿も映っており、最終的に50セントが彼らにも渡したかは分からないものの、警察にもお金を持って近づいていくところが映像には収められている。
ジェイによれば、2人が手渡したチップの総額はなんと3万ドル(約330万円)! ジェイはバーガーキングでの活動をインスタグラムで次のように報告した。
「俺と50セントは、クイーンズのサウスサイドにあるバーガーキングを(一時的に)閉店させなければいけなかった。
このパンデミックのなかで懸命に働いている従業員の人たちに、俺と50セントが3万ドルを配ったんだ。フィフティは俺に、『お前のやってること気に入ったよ』って言ってくれた。俺は彼に、『結局は善い行ないとして(自分に)返ってきますよ!』って伝えたよ。人生を変えて、リアルな奴らと繋がろう」
フロントロウではドレイクが以前、マクドナルドで店員たちに約100万円ずつのチップをはずんだこともご紹介したけれど、海外ではときおり、セレブがとんでもない額のチップを支払ったことがニュースになる。新型コロナウイルスによるパンデミックで生活に様々な影響が出ている今ならばなお一層のこと、50セントからの多額のチップは店員たちにとって嬉し過ぎるサプライズになったに違いない。(フロントロウ編集部)