ジョニー・デップがファンのサポートに感謝
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどの出演作で知られる俳優のジョニー・デップが、約3ヵ月ぶりにインスタグラムを更新しファンへの感謝の思いを綴った。
以下、ジョニーのメッセージの全訳。
「やあ、みんな!
僕の人生の長くて興味深いエピソードを通して、みんなが僕のことを献身的にサポートし続けてくれることに改めて感謝したい。
僕はみんながいるからここにいる。僕はみんなのためにここにいる。
ありがとう。みんなのことを愛してる。JDより」
上の動画では、ジョニーが自宅の書斎でつけペンを使って文字を書く様子や、なかなかの“クセ字”で書かれた直筆メッセージの全容も見ることができる。
ご存じの方も多いと思うが、今年7月、ジョニーは自身のことを元妻のアンバー・ハードに対して暴力を振るった「Wife Beater(妻を虐待する者)」と呼んだイギリスの大衆紙The Sunと、その発行元であるNew Group Newspapersを名誉毀損で訴えた裁判を終えたばかり。メッセージには裁判に関する記述はなかったが、「長くて興味深いエピソード」とは恐らく2016年に離婚して以来、約4年にわたって続くアンバーとの泥沼裁判のことを指しているものと思われる。
新型コロナの影響で裁判が2021年5月に延期
じつは、ジョニーには英The Sunを相手取った裁判とは別に、アンバーを名誉毀損で訴えた裁判も控えている。もう忘れてしまった方もいるかもしれないが、アンバーが米Washington Postを通して発表した文書が名誉毀損にあたるとして、2019年3月、ジョニーは約56億円(5,000万ドル)の損害賠償金を求めて彼女のことを訴えた。
その裁判は当初、2021年1月11日から1月28日までの日程で行われる予定だったが、裁判の日程とジョニーが出演する映画『ファンタスティック・ビースト3(仮)』の撮影スケジュールがかぶっていることから、先日、ジョニー側が裁判所に日程をずらすことを求めていると伝えられた。
そしてこの度、裁判の日程が2021年5月に延期になったことが明らかに。ただし、米Cinema Blendによると、裁判の日程が変更になったのはジョニー側の要求に応じた結果ではなく、単純に新型コロナウイルスの影響によるものだという。(フロントロウ編集部)