ラミ・マレック、『007』史上最も手強い敵について語る
人気スパイ映画『007』シリーズの25作目で、前作から約5年ぶりの続編となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、6代目ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグのシリーズ卒業作として注目の的。
当初2020年4月に公開が予定されていた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』だけれど、新型コロナウイルスの影響で公開日が延期され、日本では11月20日公開されることが決定している。
そんな話題作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』には、2018年に大ヒットした、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』に出演し、アカデミー賞の主演男優賞を受賞したラミ・マレックが悪役のサフィンとして登場する。
悪役サフィンとして出演するラミは劇中で日本の能面をつけているシーンがありなにかと話題にあがることは多いけれど、まだその実態は闇のなか。しかし今回ラミや監督のキャリー・フクナガがサフィンについて語る動画が公開された。
今回公開された動画のなかにはレア・セドゥ演じるマドレーヌ・スワンに「私はあなたの愛する人を殺す意思がある」とボンドを殺害しようとしていることを明かすという不穏な空気が漂うシーンをはじめ、サフィンが能面をつけて銃を撃ちまくるシーンなど緊迫したシーンが満載。
ラミは今回演じることになったサフィンについて「僕がサフィンでしたかったこと。それは、彼を不安要素にすること。自分を英雄的だと考えている」と自分が悪役にもかかわらず英雄と思い込んでいるということを語っている。そしてキャリーもサフィンについて「何を望んで、何を喜んで行なうかが彼をとても恐ろしいキャラクターにする」とかなり危ない存在ということを示唆。
ラミは最後に「サフィンは手強い敵。ジェームズ・ボンドはそれに適応しなければならない」とシリーズ史上最も「悪」と言われているサフィンがかなり手強いということを明かした。
これまでよりもさらにボンドにとって厳しい闘いが待っている映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は日本で11月20日に公開される。
(フロントロウ編集部)