同名小説が原作の映画『My Policeman(原題)』に、ハリー・スタイルズとリリー・ジェームズが出演する方向で話が進められていることがわかった。(フロントロウ編集部)

ハリー・スタイルズとリリー・ジェームズが新作映画で共演か

 2012年に出版されたベサン・ロバーツの小説をもとに男性同士の恋を描く映画『My Policeman(原題)』に、ワン・ダイレクションのメンバーでシンガーのハリー・スタイルズと、映画『シンデレラ』や『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』などの出演作で知られるリリー・ジェームズが出演交渉中であると米Deadlineが報じている。

画像: 新作映画での共演をウワサされるハリー・スタイルズ(左)とリリー・ジェームズ(右)。

新作映画での共演をウワサされるハリー・スタイルズ(左)とリリー・ジェームズ(右)。

 「時は1990年代後半。主人公の高齢男性パトリックは、友人のマリオンとトムが暮らす家を訪ねた際、突如、40年前の出来事を思い出す。それはまだ同性愛が“違法”とされていた頃にパトリックが経験したトムとの情熱的な恋だった…」というのが物語のあらすじで、リリーはマリオン役、ハリーはパトリック役もしくはトム役を打診されているという。

 2015年に公開されたディズニーの実写映画『シンデレラ』のヒロイン、エラことシンデレラ役でブレイクしたリリーは、その後、映画『ベイビー・ドライバー』や『イエスタデイ』などヒット作に立て続けに出演。来たる10月21日(水)には、アーミー・ハマーと夫婦役で共演するNetflixのオリジナル映画『レベッカ』の配信が控えている。

 一方、昨年12月にリリースした2ndソロアルバム『Fine Line(ファイン・ライン)』に収録されている「Adore You(アドア・ユー)」や「Watermelon Sugar(ウォーターメロン・シュガー)」が大ヒット中のハリーは、2017年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の戦争映画『ダンケルク』で俳優デビューを果たした。俳優としてこれまでに出演した作品はその1作品だけだが、以降もオファーが絶えず、先日、ついに記念すべき2作品目となる映画『Don’t Worry Darling(原題)』に出演することが、米The Hollywood Reporterを通じて明らかになった。

 映画の制作権を獲得したのはアマゾン・スタジオで、監督は舞台『レッド(原題) / Red』でトニー賞を受賞したマイケル・グランデージ、脚本は映画『フィラデルフィア』でアカデミー賞の脚本賞にノミネートされたロン・ナイスワーナーが務める。(フロントロウ編集部)

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