DCコミックスのヒーロー、バットマン
バットマンはアメリカの出版社、DCコミックスのヒーロー。1939年にコミックに登場して以来、アニメ、映画、ドラマ、ゲームなど、様々な形で登場し、多くのファンに愛されている。
バットマンの正体は大富豪のブルース・ウェイン。幼い頃に両親を殺されたブルースは犯罪者たちを撲滅するため、スーパーマンやワンダーウーマンのようなスーパーパワーを持たずとも、自身の財力と鍛錬によって悪に立ち向かっている。
そんなバットマンの信条は「不殺」。その誓いを支えている、大切なガジェットを10個ご紹介。
1、 バットラング
バットラングは、コウモリのシルエットをかたどった手裏剣のような武器。投げて相手に攻撃するだけでなく、ナイフのように握って使うこともできる。バットマンがよく使用する武器のひとつで、作品によっては爆弾や発信器なども兼ね備えている。
2、 グラップルガン
グラップルガンは、飛行能力を持たないバットマンにとって重要なガジェット。銃のような形をしており、発射するとワイヤーが飛び出してくる。彼はこれを使って高所に移動したり敵を捕獲したり、自由自在に空中を移動したりできる。
3、バットモービル
ご存知バットモービルは、大富豪ブルース・ウェインだからこそ作ることができる高級&高機能車両。作品によって描かれ方が全く違っているものの、スーパーカーのような見た目とハイスピードで街を駆け抜ける姿は共通している。バットコンピューターにアクセスできたり、ガジェットを保管しておけたり、着替えもできたりする。最近ではバイクというより、戦車に近い見た目。
4、バットスーツ
バットマンが身にまとっているバットスーツ。胸にはコウモリのシルエットをかたどったエンブレムが入っている。作品によっては全身タイツのようであったり、ボディーアーマーのようであったり様々な素材で作られている。このスーツはかなり高性能ではあるけれど、すべての攻撃を防げるというわけではないため、スーパーパワーを持っていない生身の人間であるバットマンの体には生傷が絶えない。
5、ユーティリティベルト
万能ベルトとも言われるこのユーティリティベルトは、その名の通り様々な機能を持っている。バットラングやグラップルガンの他、フラッシュライトや呼吸フィルター、試験管など、様々な道具を入れておける。作品によっては、ほぼ四次元ポケットのような収納性をもつ。
6、バットカウル
バットマンが被っているマスクをバットカウルという。頭にとんがり耳がついたこのカウルにも実は様々な機能があり、暗視スコープ、赤外線サーモグラフィなどのナイトビジョンや、盗聴機能、通信機能など、様々な機能が搭載されている。また、催涙ガスが仕込んであることも。
7、EMPガン
映画『ダークナイトライジング』では、電子パルスが照射されるEMPライフルが使用された。これにより電子機器の機能がめちゃくちゃになるので、効率的に暗闇をもたらすことができる。映画ではこれを使って高速道路の電気を消し、警察からの追跡を逃れた。
8、バットコンピューター
バットマンの本拠地であるバットケイブにあるバットコンピューターは、普通のコンピューターとは全く異なっている。まるで警察のように町中の様子をカメラで監視できたり、手がかりとなるサンプルに付着したDNAを検査したり、様々な分析を行なうことができる。
9、ケープ
バットマンのケープ(マント)は、彼をバットマンたらしめる象徴的なコスチューム。高所から飛び降りる際にその翼を広げると、コウモリのように美しく開き、人々に畏怖の念を抱かせる。
10、スモークペレット
スモークペレットは、敵をかく乱するためのスモークグレネードのようなガジェット。スーパーパワーを持たないバットマンは、効率的に相手を倒せるような手段を取る。スモークペレットを使用すると、危機的な状況から脱出するために十分な煙が発生し、バットマンは敵の目を逸らすことができる。
ちなみに9月19日は「バットマンの日」。そんな記念日に、バットマンの武器をぜひチェック。(フロントロウ編集部)