メイクのプロによると、時間が経っても崩れないベースメイクを実現するためには、肌質に合ったプライマーを選ぶことが大切だという。どの肌質にどんなプライマーが合うのかプロがアドバイスした。(フロントロウ編集部)

崩れないプライマーの選び方とは?

 ファンデーションなどのベースメイクを長時間崩れないようにするためには、その土台となるプライマーなどの下地を正しく選ぶことが大切。最近では、メイク崩れ防止に特化したプライマーがたくさん登場しているけれど、どれを選んでも崩れにくくなるわけではなく、そのカギとなるのが肌質。

画像: 崩れないプライマーの選び方とは?

 メイクのプロによると、メイク崩れの原因は肌タイプによって大きく異なるため、自分の肌に合ったプライマーを選ぶことで、はじめて崩れ防止の効果が発揮されるという。肌質に合ったプライマーの選び方をチェック。

脂性肌:シリコン入りプライマーで崩れ防止

 オイリー肌とも呼ばれる脂性肌のメイク崩れといえば、皮脂の過剰な分泌が主な原因となるテカりや皮脂崩れ。この崩れを解消してくれるのが、シリコン入りのプライマーだという。

画像: 脂性肌:シリコン入りプライマーで崩れ防止

 メイクアップ・アーティストのジェニー・パティンキンは、「シリコン入りのプライマーは、余分な皮脂をスポンジのようにひきつけて吸収し、さらに肌とメイクの間にバリアをつくるからテカリを抑える効果がある」と米Well+Goodで説明。脂性肌特有の過剰な皮脂分泌にアプローチするこの働きにより、ベースメイクが崩れるのを長時間防止してくれるそう。

 ただし、注意すべきポイントも。ジェニーは、「シリコン入りのプライマーは毛穴を詰まらせやすいから、人によってはニキビの原因となることもある」と話し、毛穴の汚れをすっきり落とすクレンジングや毛穴ケアも一緒に取り入れることをオススメ。

乾燥肌:保湿成分入りプライマーで崩れ防止

 乾燥肌のメイク崩れの原因となるのが、肌が持っている水分の蒸発が加速し、水分が不足すること。これにより、カサカサしたり、皮脂の過剰分泌が起こってメイクが崩れてしまうという。そのため、うるおいを与える保湿成分入りのプライマーを選ぶことが大切。

画像: 乾燥肌:保湿成分入りプライマーで崩れ防止

 とくにジェニーは、リレノン酸などの脂肪酸やヒアルロン酸、ホホバオイルなどの保湿成分が入ったプライマーをオススメし、「これらが入ったプライマーは、肌の水分が蒸発するのを防いでうるおいをキープしてくれる」と解説。水分が蒸発しにくくなることで、乾燥肌特有のメイク崩れを防止できるそう。

 メイク崩れを防止するコスメにイマイチ効果を感じていないのなら、肌質に合った成分のものを使っているか見直してみて。(フロントロウ編集部)

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