Photo:ゲッティイメージズ、スプラッシュ/アフロ
『マトリックス4』の新キャストであるヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が、その内容について口を開いた。(フロントロウ編集部)

様々な点から注目の『マトリックス4』

 1999年の映画『マトリックス』、そして2003年に相次いで公開された『マトリックス リローデッド』と『マトリックス レボリューションズ』の3部作は、ウォシャウスキー姉妹が手掛けたSF映画として名高い。そしてその4作目が、VFXの技術が発展した現在制作中とあり、多くのファンが注目している。

 映画やドラマの続編といえば、仕方なくキャストが変わってファンがガッカリしてしまうことも多いけれど、本作では前作からのキアヌ・リーブスやキャリー・アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミスやランベール・ウィルソンの続投が決定していることも、ファンが喜んでいるポイントの1つ。また一方で新キャストも豪華で、ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世やニール・パトリック・ハリス、プリヤンカー・チョープラーなど、数多くの俳優が名を連ねている。

画像: 撮影が行なわれているドイツに入国した時のキアヌ・リーブス。

撮影が行なわれているドイツに入国した時のキアヌ・リーブス。

ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世の感想

 とくに、ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世がどんなキャラクターを演じ、どれくらい存在感のある役どころを演じるのかには注目が集まっている。なぜなら、彼が演じるのは、若かりし日のモーフィアスなのではないかと言われているから。

 本作には、残念ながら3部作でモーフィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンは帰ってこない。ローレンスの復帰がないのはスケジュール調整が上手くいかなかったなどの理由ではなく、当初から考えられていなかったことが、ローレンスの口から明かされている。全米公開が2022年4月に予定されており、現在撮影中の内容に関しては、ほとんど情報が明かされていない本作。そんななか、先日開催された2020年エミー賞で演技賞を受賞したばかりのヤーヤが、『マトリックス4』について口を開いた。

画像: ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世の感想

 「脚本を読んだ私の反応は、『ワォ。みんなはこれを好きになる。私もこれが好きだし、みんなは本当にこれを好きになる』という感じ。これは(前作とは)違うものであり、同時に、同じものである。これは、私達が求めているものと、自分達が求めていると知らなかったものを、本当に非常に賢く混ぜ合わせたもの」

 内容の詳細については明かさなかったものの、前作のファンの期待を裏切らない、新たな作品が作られていることを示唆した。また、4作目の監督・脚本を担当するラナ・ウォシャウスキーと初めて会った時のことを振り返ったヤーヤは、「ラナは、キャスティングの前に、家族を作ることに意欲的だった。その家族に迎え入れてもらえて非常に幸運だった」と話した。

 4作目にエージェント・スミスが登場しないことから、新悪役ではないかとウワサされるニール・パトリック・ハリスは、「僕は映画の中の小さな役なんだ」と話していたことからファンの間で新たな憶測が生まれていたけれど、ヤーヤに関しては、彼の演じるキャラクターがモーフィアスかどうかは分からないけれど、少なくとも作中で存在感のあるキャラクターであることが伺える。公開はまだ1年半以上先だけれど、ファンの間でどんどん期待が高まる『マトリックス4』。次に作品について口を開くのは、どのキャストだろうか?(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.