『The Hill』でおなじみの“あの2人”が再会
エンタメの聖地ロサンゼルスを舞台に、友情や恋に翻弄され、夢を追うちょっとリッチな若者たちのリアルな日常を追ったリアリティ番組『The Hills(ヒルズ)』は、アメリカで2006年から2010年にかけて放送され大ヒットを記録し、その後のリアリティ番組ブームの火付け役ともなった作品。
その『The Hills』にシーズン1から出演し、ともに米Teen Vogueのインターンとして切磋琢磨していたローレン・コンラッドとホイットニー・ポートが、つい先日、ホイットニーのPodcast番組『With Whit(原題)』で“リモート再会”を果たした。
『The Hills』をご覧になっていた方はご存じの通り、Teen Vogueのオフィスで出会ってすぐに意気投合した2人は、お互いに良き相談相手として、『The Hills』の出演者のなかでは稀な“健全な友人関係”を築いていた。
ホイットニーがニューヨークに移り住むタイミングでローレンよりひと足に『The Hills』を卒業し、スピンオフシリーズ『The City』に出演するようになってからも連絡を取り合っていたが、次第に疎遠に。、ローレンがホイットニーに続いて『The Hills』を降板してからは、ほとんど交流している様子はなかった。
かといって、ローレンと彼女の元親友であるハイディ・モンタグのようにケンカ別れしたというわけでもなさそうだったが、2人のあいだに一体何があったのだろうか? ようやくその真実が本人たちの口によって語られた。
ホイットニーがローレンのことを避けるようになった理由として、「元々私の友人で、私が仲違いしちゃった人とあなたが親友同士になったでしょ?だからあなたも私の元友人と同じで、私に対してネガティブな感情を抱いてるんじゃないかって、疑心暗鬼になってしまったの。本当はそんなことないのに、私の勝手な思い込みで悪い方にばかり考えちゃった。私と元友人のあいだに起きたことに、あなたが怒ってるんじゃないかと思ってたの」と明かすと、ローレンは「あの時、ちゃんと話し合っていれば良かったって思った。正直、その話を聞いて、最初は何のことを言ってるのかもわからなかった。あなたに対しては愛情しかない。(ホイットニーと距離を置くようになったのは)ただ単に『The Hills』の撮影から解放されて、ちょっと休みが必要だったの」と、ホイットニーには何の落ち度もなかったと説明。
「休みが必要だった」というローレンの言葉に対し、ホイットニーが「『The Hills』や番組に関わった人たちと縁を切りたいとか、そういうことではないのはわかってる。数年間にわたってカメラの前でプライベートを晒してきたんだもん。それを自分の中から取り除く必要があったんだよね」と理解を示すと、ローレンも「あなたがどうとかじゃなくて、あの時の私はただ自分の人生を生きる必要があったの。それができない期間が長かったから…」と同調し、さらに「あなたには本当に感謝してるし、愛してる。それにあの番組で一緒に仕事をした大勢の人たちのことも大好き」と付け加えた。
ホイットニーの思い込みによって一度は疎遠になってしまった2人だが、今回の“リモート再会”をきっかけに、また友情が復活するかもしれない。『The Hills』ファンとしては、ローレンとホイットニーのコンビをもっと見たいところだが果たして。(フロントロウ編集部)