映画『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ作品『ファンタスティック・ビースト』シリーズの最新作の撮影が約2週間前にスタートしたことを、主演俳優のエディ・レッドメインが明かした。(フロントロウ編集部)

エディ・レッドメインが『ファンタビ3』について語る

 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続く、シリーズ3作目となる映画『ファンタスティック・ビースト3(仮)』(以下『ファンタビ3』)の撮影が約2週間前にスタートしたことがわかった。本作は今年の春頃に撮影が開始される予定だったが、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で制作が一時中断となり、撮影開始時期が今秋にずれ込んだ。

 10月16日にNetflixで世界独占配信予定の映画『シカゴ7裁判』のプロモーションを兼ねて、米Cinema Blendのインタビューを受けたエディは、2021年公開予定の『ファンタビ3』について「今、ちょうど撮影してるところなんだけど、とても興味深いね。(撮影が始まってから)かれこれ2週間近く経つけど、これまでとはまったく違うプロセスで行われてる」と、最近になってようやく撮影が始まったことを告白。

画像: エディ・レッドメインが『ファンタビ3』について語る

 続けて、コロナ禍での映画撮影は「まさにニューノーマル(新しい日常)」としたうえで、「(新型コロナウイルスの)検査を頻繁に受けなきゃいけない。あとマスクね。じつは、マスクがクリエイティビティ(創造性)に与える影響を気にしてたんだ。僕が無知なだけかもしれないけど、人間って、(お互いの口の動きや表情を見ながら)火花を散らしあってこそ相互作用があるんじゃないのかなって。なんにせよ、これまでとはまったく違うプロセスにもかかわらず、一人一人がつねにベストを尽くし、活気ある現場を作りあげてることだけはたしかだね」と語った。

 ちなみに、『ファンタビ3』では北米の魔法学校である「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」が重要な役割を果たすことになるという。また、シリーズ第1弾の舞台はイギリスのロンドン、第2弾はフランスのパリ、そして第3弾はブラジルのリオデジャネイロになることを、以前、原作者のJ.K.ローリングがツイッターで明かしていたが、アメリカやヨーロッパよりも新型コロナウイルスによる被害が深刻なブラジルで撮影を行なうことは“困難”との見方が多く、少なくとも現在は別の場所で撮影が行われている可能性が高い。(フロントロウ編集部)

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