セレーナ・ゴメスが腎臓移植をした時の「手術痕」を見せる
シンガーや俳優、プロデューサーとして活躍する一方で、今年9月に自身肝いりのコスメブランド「Rare Beaty(レア・ビューティー)」を立ち上げ、実業家としての才能も開花させつつあるセレーナ・ゴメスが、長年の友人であるテレサ・マリー・ミンガスが立ち上げたスイムウェアブランド「LA’MARIETTE」のために再び水着姿を披露。
あえて右の太ももの内側に残る「移植手術の傷痕」が見えるようなポーズで写真を撮り、今までなるべく隠してきた手術痕への思いを自身のインスタグラムで明かした。
以下、セレーナのメッセージの全訳。
「腎臓移植手術を受けた直後は、傷痕を見せることにとても抵抗があった。写真に残るのが嫌で、(傷痕を)隠せるものばかり選んで着てた。でも今、私はこれまで以上に自分自身や自分が経験してきたことに自信が持てている。それに誇りにも思えるようになった。テレサ、世の女性のために、“すべての体が美しい”というメッセージを掲げるブランド『LA’MARIETTE』を立ち上げたあなたは素晴らしいわ」
ご存じの方も多いと思うが、難病に指定されている自己免疫疾患の全身エリテマトーデスを患っているセレーナは、2017年の夏に治療の一環として腎臓移植手術を受けた。手術は無事成功し、セレーナは仕事に本格復帰できるまでになったが、足の血管から動脈を再建したため、彼女の体にはお腹だけでなく、太ももの内側にも手術痕が残ることに。
腎臓移植手術の重要性と自身の持病である全身性エリテマトーデスについて世間の人々にもっと知ってほしいという思いから、傷痕を公開したこともあるセレーナだが、やはりバケーション先などで水着姿になった際、傷跡がつねに人目に晒されるという状況には抵抗があったようで、傷痕が隠れるハイウエストタイプのもの着ることが多かった。
ちなみに、「LA’MARIETTE」は2019年にテレサが立ち上げた水着ブランド「Krahs Swim」が名前を変えて再始動したもの。セレーナはKrahs Swimがローンチされた時も自らモデルとなって宣伝に貢献していたが、今回も同ブランドの水着を着た写真をSNSに投稿するなどして力を貸している。(フロントロウ編集部)