ビリー・ロードがサプライズ出産報告
映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じた俳優の故キャリー・フィッシャーの娘で、映画『ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー』などへの出演で知られる俳優のビリー・ロード(28)が婚約で俳優のオーステン・ライデルとの第1子となる男児を出産したことをインスタグラムを通じてサプライズ報告した。
妊娠を公表せず、出産まで世間にまったく気づかれることがなかったビリーは、生まれて間もないベビーの可愛らしい小さな足の写真を投稿。「キングストン・フィッシャー・ロード・ライデルを紹介します」と、名前に含まれる「キング(王)」にちなみ、王冠の絵文字を添えた。
キャリーの弟、つまりビリーの叔父である俳優のトッド・フィッシャーは、米E!にビリーの出産を認め、ビリーがキングストン君の名づけに母キャリーにちなんだ名前を取り入れたことへの驚きと感動をコメント。
「ビリーが彼女の母の名前をとってキングストン・フィッシャーと名づけたことにとても感動しました。予想もしていませんでした。ビリーは生まれてからずっと“ビリー・ロード”で通ってきましたから」と、自身は父であるブライアン・ロードの姓を名乗ってきたのにもかかわらず、ビリーが、あえて、息子キングストン君の名前に母キャリーの姓である“フィッシャー”を含め、愛と敬意を表したことに、とても心を動かされたと語った。
ビリーと婚約者のオーステン。
『スター・ウォーズ』ファン&キャストも祝福
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年公開)を第1作目とする『スター・ウォーズ』のシークエル・トリロジー(続編3部作)にコニックス中尉役で出演したビリー。
キャリーとの舞台裏ショット。
『スター・ウォーズ』俳優であるキャリーとビリーの血を受け継ぐキングストン君の誕生には、同作のファンも大歓喜し、「スカイウォーカーの血を引く存在」、「王の誕生だ」、「この子はフォースが強い!」などと、作品にちなんだ祝福メッセージを寄せている。
さらに、同シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じた俳優のマーク・ハミルは、ツイッターを通じて、「ビリー&オーステン、第1子のキングストン・フィッシャー・ロード・ライデル君の誕生おめでとう!!“キング(王)”と“ロード(神)”の両方が含まれるなんて、こんな最高な名前はほかにはない。ナイス!」とお祝いのコメントを送った。
Congratulations to #BillieLourd & #AustenRydell on the arrival of their firstborn child: Kingston Fisher Lord Rydell!!!
— Mark Hamill (@HamillHimself) September 25, 2020
I can't think of another baby with both "KING" AND "LORD" in their name. Nice.♥️ pic.twitter.com/BJrvh8pARe
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督ライアン・ジョンソンもビリーの出産報告に“いいね”で反応している。
叔父トッドがE!に語ったところによると、ビリーの産後の体調はとても良好で、妊娠中も快調に過ごしていたという。新型コロナウイルスの影響により、まだ、ごく一部の家族しかキングストン君にお目にかかれていないが、トッドは間もなくキングストン君に会えることを楽しみにしていると語った。
『スター・ウォーズ』シリーズだけでなく、『恋人たちの予感』、『オースティン・パワーズ』や『チャーリーズ・エンジェルフルスロットル』といった数々の名作に出演したキャリーは、2016年末、ロンドンからロサンゼルスへ向かう飛行機内で心臓発作を起こし、帰らぬ人に。
キャリーが亡くなった後に撮影された、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、彼女演じた若い頃のレイアがマーク演じる若い頃のルークに修行をつけてもらうシーンをVFXで作成するため、娘のビリーがレイア役を演じ、デジタル処理でキャリーの顔を合成するという手法がとられた。
コメディセンスが抜群のビリーは、俳優のオリヴィア・ワイルドの初監督映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』でクレイジーな役どころを演じて評判に。
オリヴィアもビリーの出産報告にいち早く反応して、「キングストン、愛してる!」とラブコールを送ったほか、『ブックスマート』に主演したビーニー・フェルドスタインもヘブライ語で祝福を意味する「マゼルトフ」とお祝いした。(フロントロウ編集部)