※この記事には『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン3のネタバレが含まれます。
シーズン3で衝撃の展開が待ち受けていたジム・ホッパー
先日、米現地時間9月28日よりついにシーズン4の撮影が再開することが明らかになったNetflixのオリジナルシリーズ 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。エピソード毎に息もつかせぬ展開が待ち受けていることで人気のこのシリーズだけれど、シーズン3で描かれた、デヴィッド・ハーバー演じるジム・ホッパーに待ち受けていた運命は、視聴者に最も衝撃を与えたシーンの1つ。
ミリー・ボビー・ブラウン演じる謎の少女イレブンの父親的存在である保安官ジム・ホッパーはシーズン3で、ソ連軍との争いのなか、ウィノナ・ライダー演じるジョイスを守るために犠牲になった。
しかし、亡くなったと思われていたジムだけれど、今年2月に公開された来たるシーズン4の予告編のなかで、さらに衝撃の展開が明かされることに。公開された予告編映像には、雪が降り積もる極寒のロシア・カムチャツカ半島で捕虜となり、肉体労働に励む男たちの姿が映し出されるのだけれど、なんとその中に、死んだと思われていたホッパーの姿が！
映画版の予告編に添えられたメッセージでは、ホッパーがホーキンスから遠くはなれたカムチャッカ半島で、人間、そして人間ではない別の何かによってもたらされる危険と対峙することが明かされており、シーズン4でのジムの描かれ方が注目されている。
デヴィッド・ハーバーがジム・ホッパーを語る
そんななか、デヴィッド・ハーバーが自身が演じるジム・ホッパーについて言及。米Total Filmとのインタビューのなかで、ジム・ホッパーに訪れる運命について、『ストレンジャー・シングス』のクリエイターであるマットとロスのダファー兄弟と共にずっと話し合ってきていたことを明かした。
「最初のシーズンから（ダファー兄弟と）話し合っていたんだ」と語ったデヴィッドは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場する、一度亡くなった後で復活する魔法使いのガンダルフに言及しながら次のように続けた。「僕らはずっと、ガンダルフの復活のようなアイディアに関心があってね。灰色のガンダルフがバルログと闘った後で、白のガンダルフになるっていう。そういう、キャラクターの復活についてのアイディアがあったんだ」
「神学的に、ある意味でホッパー（の場合は）変化をしなければいけなかった。つまり、これまで通りの道には進めないということ。何かしらの方法で、復活しなければいけないんだよ」とデヴィッドは続けて語り、ジム・ホッパーが何かしらの形で変わらなければいけなかったと明かした。
ちなみに、デヴィッド・ハーバーは米現地時間9月8日、2019年8月に初デートが報じられたイギリス人シンガーのリリー・アレンと結婚した。
「まったく異なる人が登場するのを見ることになるよ」とデヴィッド。「同じ人だけど、中身は違っているんだ。これを演じられるのはすごくクールだよ」と、シーズン4に登場するジムがまったくの別人格になっていることを示唆した。
ジムは同じインタビューのなかで、「僕はダファー兄弟と仲が良くて、物語がどう展開していくのか知っているんだ。最初から知っていたんだよ。この物語のすごいところはそこだね。『ストレンジャー・シングス』という物語は、シーズン1を観直してみると、その後起きることとの繋がりをたくさん見つけることができるんだよ」とも語っており、シーズン1の段階から今後の展開のヒントがあったことを告白。
果たして、シーズン4でジムはどのように描かれることになるのか。そして、イレブンたちとの再会はあるのか。ようやく撮影が再開されたシーズン4の配信を楽しみにしていよう。（フロントロウ編集部）
