『ウォーキング・デッド』のスピンオフとして制作が決まっているダリルとキャロルがメインの物語。その内容は、一部のファンの予想とは違うものになる可能性も?(フロントロウ編集部)

オリジナルシリーズの終了が決定した『TWD』

 2010年から放送されており、熱心なファンも多いドラマ『ウォーキング・デッド』だけれど、残念ながら次のシーズン11で終了することが9月中旬に発表された。しかし嬉しいニュースも同時に報告された。それは、スピンオフ2本の制作!

画像: オリジナルシリーズの終了が決定した『TWD』

 1本は、ファンから人気の高いノーマン・リーダス演じるダリルとメリッサ・マクブライド演じるキャロルがメインとなるもの。もう1本は、すでに存在するキャラクターや新しいキャラクターのバックストーリーなどにフォーカスした1話完結、もしくは複数のエピソードをまたいでの物語で、『Tales of the Walking Dead(原題)』というタイトルだという。

高い人気のダリルとキャロル

 とくにダリルとキャロルは、2人の間の深い友情が、ファンからだけでなくキャストからも支持を得ている。この2人がメインのスピンオフドラマとなれば、オリジナルシリーズに引けを取らない人気を博すと予想されているけれど、一方で、どうオリジナルシリーズと変わるのか想像がつかないファンも。タイトルが変わるだけで、ダリルとキャロルが活躍する『ウォーキング・デッド』のままでは…?

 ファンがそんな思いを抱くなか、オリジナルシリーズのショーランナーであり、スピンオフの指揮も執るスコット・M・ギンプルが、米Insiderのインタビューに応じ、スピンオフについてこんなことを明かした。

「(オリジナルシリーズの)物語が進み続ける方法はある。でも、それはダリルとキャロルとともに進み続ける。それ(スピンオフ)は違う番組で、違うトーンのものになる。でも、『ウォーキング・デッド』の要素は、2人と一緒に進むんだ」

画像: 高い人気のダリルとキャロル

 スピンオフドラマには、もちろんオリジナルシリーズの影響があると話したスコット。しかし気になるのは、違うトーンというところ。シーズン11で『ウォーキング・デッド』がどのような終わり方をするかによって、スピンオフの内容も変わってくると思われるけれど、ダリルとキャロルがメインの、オリジナルシリーズとは違うトーンのドラマと聞くと、新しい章の幕開けに期待が高まるファンも多そう。

 メリッサはスピンオフに関して、「ダリルとキャロルには長い歴史があって、生き延びるための戦いはそれよりさらに長いものだった。2人のあいだには明白な絆と愛情があるけど、ミステリアスな要素も多く残されてる。それについて私もとても興味がある」と話しており、彼女自身もドラマに期待しているよう。(フロントロウ編集部)

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