理想のヘアカットに近づけるオーダーの秘訣
新しいヘアスタイルに挑戦しようとヘアサロンに行くとき、どんなカットにしたいか伝えたつもりが、思い通りの仕上がりにならなかったという経験、誰しもあるのでは? 髪のプロによると、そんな失敗を予防するちょっとした心得があるという。
それを教えてくれるのは、伝説のヘアスタイリストとして知られるセルジュ・ノーマン。1990年代から現在まで映画『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツや、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・パーカーなど数々のセレブのヘアスタイルを生み出してきた。そんなセレブ御用達のプロが明かす、ヘアサロンでのオーダーで失敗しないコツをご紹介。
理想や悩みをカウンセリングでしっかり話す
自分の髪をカットしてくれる美容師とどれだけコミュニケーションがとれるかが、思い通りのスタイルに近づける秘訣だという。
セルジュは、「カウンセリングの際にどんなスタイルにしたいかだけでなく、自分の髪のクセや悩みなど、思いついたことをどんどん伝えるようにして」と米Refinery29でアドバイス。このステップを十分に行なえれば、プロである美容師は、クライアントの髪の状況も考えてそのカットをどう実現するかを考えられるという。
さらに、クセのつき方などを事前に伝えておくことで、スタイリング方法のコツやスタイリング剤の選び方なども教えてもらいやすくなるため、最初のカウンセリングがとても大事になってくるそう。
オーダーの際は必ず画像を見せる
サロンに行くときは、どんなスタイルにしたいか画像を持参しているという人は多いと思うけれど、セルジュいわくそれは基礎的な方法ながらも、この上なく大切なことだという。なぜなら、画像があることでより明確にビジョンが伝わるから。
セルジュは、「言葉だけでのオーダーはどうしても誤解が生まれやすいけれど、画像があるとひと目でその人の理想や好み、フィーリングまで伝わるんだ」と説明。画像を持参しても、髪質が違うためそのとおりに仕上がらないことは多々あるけれど、同じに仕上げることよりも、イメージを具体的に伝えるために必ず画像を持ってヘアサロンに行くよう勧めた。
思っていたヘアスタイルにならなかった…という悲しい失敗を防ぐためのちょっとしたコツ。サロンに行くときには、セレブ御用達のプロのアドバイスを参考にして、イメチェンを楽しんでみて。(フロントロウ編集部)