※この記事にはネタバレが含まれます。
ノーマン・リーダスがアンドリュー・リンカーンに直球質問
“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる荒廃した世界を生存者たちが生き抜く姿を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ『ウォーキング・デッド』。
2021年後半から2022年にかけて放送されるシーズン11をもって終了することが発表された同ドラマの最終章に、シーズン9でシリーズを降板したアンドリュー・リンカーン演じるリックが戻ってくることはあるのだろうか? その真相をダリル役のノーマン・リーダスが、アンドリュー本人に直接聞いていたことがわかった。
先日、英Radio Timesのインタビューに応じたノーマンは、「この前、電話でちょっとかまをかけてみたんだ。『最後のシーズンに戻ってくるんだろ?』って。彼は『ん〜』って感じだった」と、つい最近、アンドリューと連絡を取り合った際にどストレートな質問をぶつけるも、何の答えも得られなかったことを明らかに。
続けて、「彼は決して何も言わないし、白状しない。でも、そうやっていつも俺を出し抜くのがアンドリュー・リンカーンって男なんだ。だから、(リックが最終シーズンで戻ってくるのかどうかは)俺も知らない。俺には何もわからない。俺だって気になるけど、本当に何も知らないんだ」と、ノーマンの耳には何の情報も伝わってきていないことを明かした。また、自身の口が軽いことを理由に、仮にすでに何か決まっていたとしても「俺はおしゃべりだから、みんな何も教えてくれないと思う」と予想した。
ご存じの通り、これまでにシリーズを去ったほかの人気キャラクターたちと違って、リックは死んだわけではない。最後のエピソードの終盤でジェイディスに助けられ、ヘリで安全な場所へと運ばれたリックは、物語のなかで“じつはどこかで生きている”という設定になっている。つまり、展開によっては戻ってくることも可能ということ。
現在、リックが主人公の映画版『ウォーキング・デッド』の制作が進められているが、もしかしたらドラマ版『ウォーキング・デッド』でも再びリックの姿が見られるかもしれない。
ちなみに、『ウォーキング・デッド』終了後、ノーマン演じるダリルとメリッサ・マクブライド演じるキャロルを主体にした、スピンオフ作品が制作されることがすでに決定しているほか、『Tales of the Walking Dead(テイルズ・オブ・ウォーキング・デッド/原題)』というタイトルで、既存のキャラクターや新しいキャラクターのバックストーリーなどにフォーカスした、新たなドラマシリーズの制作も進められているそう。(フロントロウ編集部)