Netflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリへ行く』で主演と共同制作を務めるリリー・コリンズが、同じクリエイターが手がけたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』と本作との違いについて語った。(フロントロウ編集部)

『SATC』のクリエイターが手がける『エミリー、パリへ行く』

 2020年10月2日よりNetflixにて配信がスタートしたオリジナルドラマ『エミリー、パリへ行く』。リリー・コリンズが主演/共同制作を務める本作は、“華の都”パリを舞台に、主人公のエミリーが恋に仕事に奮闘する姿を描いたシリーズ。

 このシリーズには、かつて1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』でタッグを組んだ伝説的なコンビが参加。『SATC』でクリエイターを務めたダレン・スターが本作の共同制作を手がけているほか、『SATC』でスタイリストを務めたデザイナーのパトリシア・フィールドが本作のスタイリストを担当しており、エミリーの華やかな衣装にも注目が集まっている。

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リリー・コリンズが『SATC』との違いに言及

 ダレンとパトリシアがコンビを組んだこともあり、エピソード毎にディオールやシャネル、ヴィヴィアン・ウエストウッドといったブランドのアイテムを身にまとう、リリー・コリンズ演じる本作の主人公エミリー・クーパーは、サラ・ジェシカ・パーカーが演じた同じくファッショニスタとして知られる『SATC』の主人公キャリー・ブラッドショーと比較されることも。

画像: ©️HBO

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 プロデューサーの1人として制作にも関わったリリーも、本作が『SATC』と比較されることは理解しているよう。リリーは、「『セックス・アンド・ザ・シティ』と比較されるのは理解できる。ダーレン・スターとパトリシア・フィールドがコラボしているし、当然だと思う」としつつも、「キャリーはファッションが大好きだったけど、エミリーもファッションが大好き。だけど、ストーリーラインの細かいところに目を向けると、すごく異なっている」と米E!Newsとのインタビューで語った。

 「私と同じように、エミリーもきっと『セックス・アンド・ザ・シティ』を観て育ったと思う」と語ったリリーは、「エミリーもキャリー・ブラッドショーや他のキャラクターたちのことが大好きだったと思うし、いつキャリーが何を着ていたかを写真に収めていたんじゃないかな。旅行の時は何を着ていたかとか、気分に応じて何を着ていたか、何を持っていたかとかね。2人とも、自分たちの好きなことをやっていると思う。2人とも仕事が大好きで、人生での経験をたくさん仕事に取り入れているの」と、主人公エミリーとキャリーの共通点をあげた上で、次のように続けた。

 「とはいえ、私たちは新しいキャリーを生み出すようなことはしたくなかった。キャリーはキャリーだし、サラ・ジェシカ・パーカーはサラ・ジェシカ・パーカーだからね。だから創り直すようなことはしたくなかったし、エミリーにはエミリーらしさを出したかった」とリリー。

画像: リリー・コリンズが『SATC』との違いに言及

 「エミリーもファッションが大好き。キャリー・ブラッドショーと比較されたと知ったら、エミリーもきっと喜ぶと思うけど、アイコンの1人を焼き増しするようなことはしたくないと思う」とリリーは続けて語り、キャリーがエミリーのアイコンの1人であることは間違いないとした上で、キャリーとは明白な違いがあると明言した。(フロントロウ編集部)

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