米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオ・フロリダが、「あのルール」を破ろうとする客を踏みとどまらせるために実施している対策に“怯える人”が続出。単なる脅し?それとも…?(フロントロウ編集部)

ユニバの『ハリポタ』アトラクションに関してある報告が相次ぐ

 新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、約3ヵ月間の臨時休園に追い込まれたアメリカのフロリダ州オーランドにあるユニバーサル・スタジオ・フロリダは、今年6月、入園前の体温チェックに加え、園内でのマスク着用やソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保を義務づけるなど、徹底した感染予防策のもと再オープンした。

 以来、とくになんの問題もなく営業を続けているが、やはり一部の人たちにとって長時間のマスク着用はハードルが高いようで、アトラクションの中でこっそりマスクを外してしまう人も。

 映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界を体感できるエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」では、そういった違反行為を防ぐための“特別な対策”が実施されているようで、ここ最近、ある報告が相次いでいる。

画像1: ユニバの『ハリポタ』アトラクションに関してある報告が相次ぐ

 ユニバーサル・オーランド・リゾートでは、アイランズ・オブ・アドベンチャーにあるホグズミード村と、ユニバーサル・スタジオ・フロリダにオープンしたダイアゴン横丁の2つのエリアをホグワーツ特急に乗って移動することができるのだが、車内が個室になっていることもあり、マスクを外すしてしまう人が続出。

 とはいえ、スタッフがつねに見張っているわけにもいかない。その解決策として取り入れられたのが車内アナウンス。実際にホグワーツ特急を利用した人によると、「みなさんの行動は監視されています。車内ではつねにマスクを着用してください」という内容の車内アナウンスが数回流れたそうで、「私たちは見ています。マスクをしてください」と書かれたサインが“天井の方を指していた”という情報も。

画像2: ユニバの『ハリポタ』アトラクションに関してある報告が相次ぐ

 ただ、実際に監視カメラの存在を目にしたことがある人はいないようで、「はったりだ」と主張する人もいれば、個室内にある鏡が「怪しい」という意見もある。単なる脅しなのか? それとも本当に監視カメラを使ってゲストの行動を監視しているのか? 果たして真相は…。

画像: Photo:©︎Alicia Stella

Photo:©︎Alicia Stella

 ちなみに、ユニバーサル・スタジオ・フロリダより約1ヵ月遅れで営業を再開したウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは、アトラクションの中でマスクを外した人に対し、罰として、一部のアトラクションに設置されている“フォトスポット”で撮影された写真の販売やダウンロードを禁止するという厳しい措置を取っている。(フロントロウ編集部)

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