見た目は大人、中身は子供のヒーロー、シャザム
2019年に公開されたDC映画『シャザム!』は、“見た目は大人、中身は子供”というコミカルな設定で描かれたこのヒーロー映画。
主人公は、両親を亡くし身寄りがない少年のビリー。ある日、怪しいおじいさんからスーパーパワーを授けられた彼は、力をスマホの充電に使ったり、自分で自分のことをスーパーヒーローだと言いふらしたり悪ノリ全開! そんなビリーの前に、今度は怪しい科学者Dr.シヴァナが現れ、ビリーは戦いの渦に巻き込まれていく…。
本作はすでに続編の制作も決定しており、2022年11月4日の公開が予定されていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響などを受け、2023年6月2日へと延期。その情報を受けたファンは、当時10〜16歳だった子役たちにとって、およそ3年ぶりとなる撮影は、かなり成長が進んでしまっているのではないかと心配している。
「子役の成長」に対し監督が心強い一言!
子供が主人公の本作にとって、子役の見た目は多少なりとも気になるポイント。そこを心配するファンや映画会社に対し、監督のデヴィッド・F・サンドバーグは自身のツイッターでコメントをした。
監督はまず延期になったことに触れ、「『Shazam!: Fury of the Gods』は2023年の映画になりました…。映画会社のワーナー・ブラザースには『子供に付け髭をつけるのはどう?』と言われたけれど、トム・クルーズが本当に宇宙に行くなら、僕は子供たちに髭が生えるまで待つよ! これは物語上とっても重要なところ」と、トム・クルーズが自身の代表作である『ミッション:インポッシブル』を宇宙で撮影するという、いつ公開になるのかまだわからない壮大な企画と比較したジョークを言った。
続けて、「とはいえ、撮影スケジュールを変更しなければならないわけではないので、子どもの年齢を気にする必要はないよ! そんなことより、自分の年齢を気にした方が良い。僕は3年後には42歳…どう思うよ!」と、自分の年齢を自虐的にイジり、心強いコメントをした。
サンドバーグ監督も子供の年齢&成長問題については関心を寄せているようで、インスタグラムには、シャザム役のザッカリー・リーヴァイと親友のフレディ役を務めるジャック・ディラン・グレイザーの老化バージョンの画像を投稿している。
そんな映画『Shazam!: Fury of the Gods』は、2023年6月2日に全米公開予定。(フロントロウ編集部)