コナン・グレイがヒット曲「ヘザー」について、アルバムに収録するのを「恥ずかしい」と思っていたことを告白した。(フロントロウ編集部)

流行語になるほどのヒットとなった「ヘザー」

 日本人の母とアイルランド人の父を持つシンガーソングライターであるコナン・グレイが、米人気トーク番組『The Late Late Show(ザ・レイト・レイト・ショー)』に出演。ヒット曲「ヘザー」のパフォーマンスを披露した。

画像: 流行語になるほどのヒットとなった「ヘザー」

 「ヘザー」は、コナン・グレイが今年3月にリリースしたデビューアルバム『キッド・クロウ』に収録されている楽曲で、報われない片想いを歌った切ない歌詞が人気を集めており、同曲のリリックビデオは記事執筆時点で約4,600万回再生されている。

 歌の中でコナンは、もどかしさと嫉妬心、そしてヘザーとの愛憎関係を描き、いかに自分がヘザーの立場になりたいかについて歌っており、今では“誰かに憧れられるような素敵な人”という意味で「ヘザー」という単語が使われ始めるようになるなど、流行語になる勢いで人気を集めている。

リリースするのは「恥ずかしかった」

 すっかりコナンを代表する楽曲の1つとなった「ヘザー」だけれど、リリースする前には、リリースをためらう気持ちもあったそう。

 コナンは『The Late Late Show』のなかで、司会のジェームズ・コーデンに対して「この曲を書いた時は、すごく恥ずかしかった」と告白した上で、次のように続けた。「というのも、この曲は自分の存在すらほとんど知らなかった高校時代の女の子について書いた曲だから。すごく彼女に嫉妬していたんだ」。

 「それで、そんなの誰も共感してくれないかもしれないと思ったんだよ」とコナン。「もしかしたら、こんなことを感じている自分がおかしいんじゃないかって思っていた。素晴らしい曲とは言えないよね。消えてもらうように誰かにお願いするなんて、良いことではないからね」と語り、「ヘザー」をリリースしたところで、誰からも共感してもらえないのではないかと不安に思っていたことを明かした。

 「そういうわけで、アルバムから外れる寸前だったんだ」と、コナンは同曲をリリースしない可能性もあったことを告白。「自分はクレイジーだと思っていたけど、その後で、誰かにこういう感情を抱いているのは自分だけじゃないということが分かったんだ」とリリース後の反響を振り返り、「誰しもに、その人にとってのヘザーがいるんだと思う」と語った。

 コナンが『The Late Late Show』で披露した「ヘザー」のパフォーマンスはこちら。

(フロントロウ編集部)

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