『ウォーキング・デッド』シーズン10で制作が決定しているボーナスエピソードについて、マギー役のローレン・コーハンが、期待が高まる反応を見せた。(フロントロウ編集部)

ついにシーズン10最終回が放送された『TWD』

 ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン10の最終回が、ついに放送された。新型コロナウイルスの影響で最終回の放送が数ヵ月ずれ込み、さらにはその間にシーズン11が最終章となることが発表され、そして新しいスピンオフ作品の情報や、シーズン10に追加エピソードが制作されることなど、放送が中断されていたにもかかわらずファンにとっては大きなニュースが飛び込んできた数ヵ月となった。

 そして待望のシーズン10最終回では、シーズン9で一旦卒業していたローレン・コーハン演じるマギーが復活! 本格復帰するシーズン11に向けて、ファンの期待は高まるばかり。

画像: ついにシーズン10最終回が放送された『TWD』

ローレン・コーハン、ボーナスエピソードは…

 シーズン10に加わったボーナスエピソードについては、ショーランナーのアンジェラ・カンが、シーズン11を待つファンを楽しませるためのものであり、シーズン10の最終回はエピソード16であるとしている。2021年初め頃の放送を予定しているそれらのエピソードのために、現在撮影が再開されており、ダリル役のノーマン・リーダスは、ウイルスの感染対策としてアメリカ国防総省にいた疫学者が撮影現場に常駐するために雇われたというガチ対策エピソードを明かしているけれど、そのストーリーについては詳しいことは分かっていない。そんなボーナスエピソードについて、ローレンが米Hollywood Reporterのインタビューで、期待が高まる発言をしている。

「私達はこれから(追加の)6エピソードを制作する。これは前にも言ったかもしれないけど、これは私が今まで読んだ(脚本の)中で最高のエピソードだよ」

画像: ローレン・コーハン、ボーナスエピソードは…

 シーズン2から『ウォーキング・デッド』に出演していたローレンが、今までで最高のエピソードと言うのであれば、その信憑性は高い。もちろん個人の好みによるものだけれど、楽しみにしていても損はなさそう。

 ボーナスエピソードはシーズン11へ向けたものであることから、制作陣やキャストは「橋渡しエピソード」と呼んでいる。そしてそのなかではマギーにフォーカスする回もあるそうで、ニューヨークコミコンでもローレンは、「橋渡しの最初のエピソードは、私としては、これまでの『ウォーキング・デッド』で最も興奮した回だよ」と話している。

 ちなみに、シリーズが終わることについて、「本当に、本当に好きな番組なら、終わる時にはテンションがあがるもの。コミュニティみたいなものが作られるしね。終わる時にはみんなで一緒にいられる」と、悲しそうな様子はまったく見せなかったローレンだけれど、その姿勢に変わりはないよう。

 「終わることが分かってるのは、プレゼントだと思う。脚本家や、私達がすべての瞬間を大事にして、明日がないかのように血や汗、涙をドラマに注ぐためのプレゼント。私達はヤバいことをするからね」と、残りのエピソードへの意気込みを語った。(フロントロウ編集部)

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