撮影が進む『ザ・バットマン』
ロバート・パティンソン主演でマット・リーヴス監督が手掛ける映画『ザ・バットマン』は、2020年1月に撮影が開始されるも、新型コロナウイルスのパンデミックによって撮影が中断され、9月の撮影再開2日後には関係者が新型コロナウイルスに感染してふたたび撮影が中断。そんな出来事を経て、現在イギリスで撮影が進められている。
数日前には、リバプールで行なわれた撮影でロバート演じるブルース・ウェイン／バットマン、ゾーイ・クラヴィッツ演じるセリーナ・カイル／キャットウーマン、そしてコリン・ファレル演じるペンギンの姿が目撃され、とくに、コリンだとは分からないペンギンの風体に驚きの声があがった。
また、キャットウーマンが、ジョン・タトゥーロ演じるカーマイン・ファルコーネと腕を組んで歩いていたことから、2人の関係を巡る様々な予想が立てられている。
バットマン休憩中の姿が笑いを誘う
そんな『ザ・バットマン』のアクションシーンも、すでに1月の時点でいくつか撮影されているところが写真に収められていたのだけれど、こちらの撮影も再開している。10月中旬の撮影では、本作でのバットマンのバットサイクルのデザインが明らかになり、さらにバットマンとキャットウーマンが並んでバイクに乗っている様子などがファンの胸を高まらせた。
しかし撮影中の様子だけでなく、休憩中のバットマンの姿もファンの“ネタ”になっている。この日のリバプールは寒かったのか、バットスーツを着たスタントダブルは、その上からガウンを羽織ることに。バットマンスーツを着ていても寒いということがあるのも少し意外なうえ、なんだかその姿は…、試合前のプロレスラーか、大富豪の家でのリラックス姿みたい？
ブルース・ウェインは大富豪なので間違ってはいないけれど、なんだかジワるバットマンの姿に、ファンも思わずクスリ。なかには今らしく、「Zoomのためにドレスアップ」というコメントをするファンもいた。一方でキャットウーマンのスタントダブルは、撮影現場でよく使われる普通のコートを羽織っていた。
ちなみに、バットモービルが走行する様子は、8月の終わりにイギリスのベッドフォードシャーにあるイギリス空軍の元飛行場であるカーディントン飛行場で目撃されている。これは試験走行だったけれど、実際にバットマンが乗っているところが見られるもの間もなくなのではと期待されている。
映画『ザ・バットマン』は、2022年3月に公開予定。（フロントロウ編集部）
