元ストリッパーという経歴を持つモデルのアンバー・ローズが、7歳の息子であるセバスチャン君に生理について教えていることを明かした。アンバーが7歳から息子に生理について教えている理由とは?(フロントロウ編集部)

アンバー・ローズが息子について語る

 アンバー・ローズは、15歳の頃にストリッパーとしての活動をはじめ、モデルとしてアーティストのミュージックビデオに多数出演していたところ、その中のひとりだったラッパーのカニエ・ウェストと約2年交際して全米で話題に。その後アンバーは映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌である「See You Again(シー・ユー・アゲイン)」をチャーリー・プースと共に歌ったラッパーのウィズ・カリファとの間にセバスチャン君が誕生し、2019年にはA.E.ことアレクサンダー・エドワーズとの間にスラッシュ君を授かった。

 モデル以外にも実業家やインフルエンサーとして活躍しているアンバーは、多忙のためか普段はあまりトーク番組などには出演しないけれど、先日、Facebookで配信されている、ウィル・スミスの妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミスや娘のウィロー・スミスなどが出演するトーク番組『レッド・テーブル・トーク(Red Table Talk)』に登場。

 これまで他では聞くことができないセンシティブな話題に切り込んできた『レッド・テーブル・トーク』らしく、アンバーを迎えた回では性教育についても語った。

 アンバーは現在7歳になる息子セバスチャン君について「彼はすべて知っている。私は息子に何も隠していない。だから、生理がなにかも知っている」と、すでにセバスチャン君に色々と教えており、「『ママは生理があるの?』と聞かれると『今は違うけれど、ある』って答えた。そして息子は『タンポンが必要?それともナプキン?』と聞いてくる。私の息子は7歳だけれど、(生理などを教えるのに)早すぎると思っていない。なぜなら、彼が13歳になり、クラスの女の子たちの生理がはじまると、男の子たちが女の子の血を気持ち悪がるでしょ。でも息子の場合は『たいしたことない』って感じ」と、早くから教えておくことが女性に何が起こったかを察することができ、今後に役立つということを語り、トークをしていたジェイダやウィローから共感を得た。

 アンバーは以前にもセバスチャンに性教育をしていると語ったことがあり、当時は「息子に女性の体は性的なものではないと教えている。それは人の体。私の家の壁にはフェミニンな絵があちこちに飾ってあり、なかには裸の女の人の写真もある。息子は見慣れているので、おかしいことだとは思わない。子供たちに話すときに、それをタブーなことやセクシュアルなこと、おかしいこととして話したり、『ダメダメ、見たらダメ。裸だから入らないで』って言うと『なんで?なぜそんな大ごとなの?』と思う。あなたがたいしたことではないと扱えば、彼らは、女性の体は(性的対象物ではなく)人の体なんだと完全に理解する」と米Teen Vogueのインタビューで語り、親が女性の体をどう扱うかが子供の考え方に影響するという子育て論を明かしていていた。

 アンバーはフェミニストであることも公言しており、肌を露出することや、性生活を奔放に楽しむ行為に対し、女性の場合は「尻軽」と批判があがることに抗議するスラット・ウォークを主催。母親としては、幼い頃から息子に性教育を通し女性を大切にすることの重要性や世の中の常識を教えている。

(フロントロウ編集部)

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