Photo:スプラッシュ/アフロ,Instagram/ Raya and the Last Dragon
ウォルト・ディズニー・スタジオが手がける最新アニメ映画『ラヤと最後のドラゴン』の予告編が公開された。(フロントロウ編集部)

『ラヤと最後のドラゴン』の英語版予告編が解禁

 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ラヤと最後のドラゴン』の待望の予告編が公開された。

画像: Raya and the Last Dragon | Official Teaser Trailer www.youtube.com

Raya and the Last Dragon | Official Teaser Trailer

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 1937年公開の『白雪姫』から数えて第59作目のディズニーの長編アニメーション映画となる『ラヤと最後のドラゴン』は、クマンドラと呼ばれる不思議な世界で、ラヤという名の女戦士が世界最後のドラゴンを探す物語。

『ラヤと最後のドラゴン』のあらすじ

 はるか昔、クマンドラと呼ばれる架空の世界では、創造した。人間たちとドラゴンたちが、互いに調和しながら平和にと共存していた。しかし、ある時、ドルンという名の邪悪なモンスターたちが出現。人々やドラゴンの生活を脅かした。ドラゴンたちは自らを犠牲にして人間を守ったが、たった1匹だけ、あるドラゴンが残された。

 それから500年の時が経ち、ドルンがクマンドラに再び出現。クマンドラ諸島の1つであるハート・ランドの長を父に持つ勇敢な戦士ラヤは、故郷を救い、分断されてしまった種族の溝を修復するため、アルマジロの相棒トゥクトゥクを連れ、世界のどこかに残された“最後のドラゴン”を探す冒険の旅に出る。しかし、ラヤは、旅の途中で、平和を取り戻すためには、ドラゴンの力だけでなく、信頼とチームワークが必要だという大切なことに気づく―。

 英語版で主人公ラヤの声を演じるのは、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でローズ・ティコを演じたベトナム系アメリカ人俳優のケリー・マリー・トラン。

画像: 『ラヤと最後のドラゴン』の英語版予告編が解禁

 ラナが探す“最後のドラゴン”、シースーの声は、映画『オーシャンズ8』や『クレイジー・リッチ!』、『フェアフェル』で注目を浴びた中国系と韓国系の両親を持つアメリカ人俳優のオークワフィナが務める。

画像: 主演映画『フェアウェル』で第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したオークワフィナは、現在ウォルト・ディズニー・スタジオが制作中の『リトル・マーメイド』の実写版映画でもカモメのスカットルの声を演じる。

主演映画『フェアウェル』で第77回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したオークワフィナは、現在ウォルト・ディズニー・スタジオが制作中の『リトル・マーメイド』の実写版映画でもカモメのスカットルの声を演じる。

 監督を務めるのは、『ベイマックス』や『モアナと伝説の海』を手がけたドン・ホールと、社会派ドラマ映画『ブラインドスポッティング』が高い評価を得たカルロス・ロペス・エストラーダ。さらに、映画『クレイジー・リッチ!』のアデル・リムがテレビドラマを中心にキャリアを積んできたクィ・グウェンとともに脚本を手がけるほか、『アナと雪の女王』のクリエイターたちも制作陣に名を連ねる。

 アジア系のキャストや制作陣が多く起用された『ラヤと最後のドラゴン』の世界観は、タイやベトナム、カンボジア、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ラオスといった東南アジアの国々からインスピレーションを得て創造されたもの。クールな衣装や武術にも期待が高まる。

 2019年に行なわれたディズニーの毎年恒例のファンイベントD23で初めて製作が告知されて以来、注目を集めてきた『ラヤと最後のドラゴン』は、2021年3月に米劇場公開予定。日本での公開日は現時点では発表されていない。(フロントロウ編集部)

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