アン・ハサウェイが子供たちに投票の重要性を説く
映画『プラダを着た悪魔』などで知られるアン・ハサウェイが、子どもの権利保護を目標として活動する非営利団体セーブ・ザ・チルドレンによる選挙の啓発キャンペーンに参加。
キング牧師として知られるマーティン・ルーサー・キングの12歳の孫で、アクティヴィストのヨランダ・キングと対談を行なった。
この対談は、選挙についてのヨランダの疑問にアンが答えていくというもので、ヨランダはまず、アンに「この大統領選で子供たちはどんな危機に瀕していますか?」と質問。アンは「これから投票するのは、あなたたちが大人になった時に持つことになる世の中のため」と、投票に行くのはこれからを担う子供たちのためだとした上で、次のように続けた。
「だから、あなたがこういう活動をしていることは素晴らしいことだと思う。私たちは、あなたたちのことを考えて投票すべきだと思っているから。あなたたちのことを考えるの。あなたたちにとって最善の世の中にするにはどうすればいいかをね」
また、「投票したところで何も変わらないと考えている人たちには何と伝えたいですか?」というヨランダからの質問には、「投票するのは、不満を持っている人たちの責任」と回答。「この4年間の政治に対する不満があったなら、それは投票することを約束したということ」とアンは続け、政治に少しでも不満を感じたことがあれば、それを変えていくために次の選挙で投票しなければいけないと語った。
続けて、「投票について伝えたいメッセージはありますか?」という質問にアンは「投票はずっと民主主義への入り口だった」と回答した上で、次のように語った。
「投票は私たちがやらなければいけないことなの。変化というのはゆっくり進行していくものだから、最も有効な手段の1つを無駄にするわけにはいかない。それを使い続けなければいけないの。それこそが、世の中をより良いものにしていく。そうした価値観を全員で共有できていたらいいよね」
アンとヨランダが行なった対談の動画はこちら。
(フロントロウ編集部)