アンの魔女姿が…
イギリスの人気児童文学作家のロアルド・ダールによる『魔女がいっぱい』が、ふたたび実写映画化された。1990年に公開された『ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!』ではアンジェリカ・ヒューストンが魔女を演じ、その特殊メイクは話題に。2020年版ではアン・ハサウェイが魔女を演じるとあって、これまでプリンセスやファッションエディター、女性実業家を演じてきた彼女が、どう変身するのかに注目が集まっていた。
魔女によってネズミに変えられてしまった主人公の少年が、祖母と一緒に魔女に立ち向かうというストーリーの『The Witches（ザ・ウィッチズ）』は、アメリカでは、HBO MAXで10月22日よりストリーミング開始となる。10月初めに第1弾予告編が公開され、そしてついに、アンの魔女にフォーカスした特別クリップも公開！
「あなたが魔女について知っておかなければいけないこと。それは、彼女達は現実で、彼女達はここにいて、彼女達は私達の間で暮らしてるってこと」
アンがそう話して始まる魔女の特徴を説明する特別映像では、魔女は肘までのロンググローブを身につけていて、手には人差し指と薬指しかなく、口は耳まで裂けていることが分かる。また、髪の毛はウィッグで、その下はスキンヘッド。さらに、つま先はない。
ⓒAnne Hathaway／Instagram
ⓒAnne Hathaway／Instagram
ⓒAnne Hathaway／Instagram
児童文学作品の実写化だけれど、大人が見てもかなりビクッとなってしまう映像が盛りだくさんであることが明らかとなった。とはいえ、アンはその仕上がりに以前より自信をのぞかせており、制作陣がチームとして努力したと語っている。
「（アンが演じた）グランド・ハイ・ウィッチは、衣装、ヘア、メイク、脚本家、方言のコーチ、特殊効果のチーム、スタント、ロバート・ゼメキス、そして私自身の完全なるコラボレーション作品。彼女って変な人なの。ばかばかしくて、とっぴ。すごく大きくてエンターテイニングでありながら、やりすぎないものにするために、関わった全員が同じ認識で取り組めるようにみんなで頑張った」
映画『The Witches』は、アメリカでは10月22日よりHBO MAXで配信開始。日本での公開予定は未定。（フロントロウ編集部）
