乾燥から肌を守るベースメイク術
乾燥する季節は、メイク前にしっかり保湿したつもりでも時間が経つとカサカサしたり、つっぱったりしがち。さらには乾燥のせいでメイクも崩れやすくなったりと、悩みはつきない。でもプロいわく、ベースメイクをするときのちょっとしたコツで乾燥は防げるという。
しかもそのコツは、ファンデや下地を塗るタイミングを変えたり、ちょっとした1ステップをプラスするだけの、いたって簡単なもの。難しいテクニックを使わずに乾燥しない肌をつくるベースメイクのコツをご紹介。
スキンケアが乾ききる前に下地を塗る
ベースメイクを始める前にはスキンケアを取り入れるのが定番だけれど、このときにクリームや乳液などが乾くまで待つのではなく、乾ききる前にメイクをスタートさせると乾燥しにくくなるという。
シンガーのビヨンセをはじめ、数多くのセレブに愛されるカリスマメイクアップアーティストのサー・ジョンは、「まだ肌が湿っている状態で下地を塗ると、肌のうえに残った乳液やクリームと下地が混ざり合うから、保湿力の高いしっとりとしたベースメイクができる」と米Huda beautyで説明。そのため、時間が経ってもカサつかず、うるおった肌がキープできるのだそう。
熱で少し溶かしたファンデをのせる
乾燥を防ぐベースメイクのテクニックには、ドライヤーを使ってファンデを事前に温めるというものも。これは、ファンデのなかでもこっくりとしたクリームタイプや固めのスティックタイプに適したワザだという。
これをオススメしたセレブ御用達メイクアップアーティストのサム・ファインは、必要な量のファンデを手の甲やトレイに出し、そこにドライヤーの熱風をあてて少し溶かしてから肌にのせるようアドバイス。そうすることでファンデが柔らかくなり、しっかり肌になじんで乾燥を防いでくれるという。
ちょっとした工夫を取り入れるだけで乾燥しにくくなるベースメイク。肌のカサつきが気になったら、ぜひプロのコツを取り入れてみて。(フロントロウ編集部)