実は使いやすい!変化系チークカラー
チークは、顔に血色感や立体感を与えるメイク好きには欠かせないアイテム。一般的には、ピンクやコーラル、ベージュなどのナチュラルカラーを選ぶことが多いけれど、近年では、イエローやパープル、オレンジなどの“変化系チークカラー”の人気も高まっている。
しかし、なかには「チークにイエローやパープルって難しそう…」や「肌から浮いてしまうのでは?」と思う人もいるかもしれないけれど、プロいわく、これらのチークカラーは意外と肌なじみが良く、コツさえ掴めば他のチークカラーと同じように活用できるという。
そこで、今回は普段のメイクをグッと格上げしてくれるオススメの変化系チークカラーを4つピックアップ。また、それぞれのチークカラーの上手な塗り方をメイクアップアーティストのスージー・ガースタインが米Into The Glossで紹介した。
透明感を底上げ!パープルチーク
1つめのカラーは、肌の透明感を上げてくれる「パープルチーク」。
頬にサッとのせるだけで、ふんわりとした色っぽさを演出してくれる。黄みのあるイエローベースの場合は、青みより赤みが多いプラムカラーなどを選ぶと、肌になじみやすいそう。
スージーのオススメは、頬骨の高い位置に沿って斜め上にチークをのせること。大きめのチークブラシを使っている場合は、毛先をつまんで頬に細く入れるのがコツ。洗練されたシックな印象に仕上がるそう。
ジューシーな血色!オレンジチーク
2つめは、元気でフレッシュな印象の「オレンジチーク」。
頬にヘルシーな血色感を与えてくれる他、一般的なブロンザーでは色が浮いてしまうブルーベースや色白の人にも、自然な立体感を演出してくれるそう。
スージーのオススメは、耳の横から小鼻に向かって平行にチークをのせること。ちなみに、頬の外側(黒目よりも外側)のチークを少し濃いめに入れると、目をぱっちり大きく見せる効果もあるという。
太陽のように輝く!イエローチーク
3つめは、絶妙な抜け感がオシャレな「イエローチーク」。
とくに、日本人に多いイエローベースの人と相性が良く、頬にふわっとのせるだけで、いつもと違ったモダンな雰囲気のメイクに仕上げてくれる。
スージーのオススメは、ごく少量のイエローチークを頬骨の高い位置やこめかみなどにふんわりとのせること。濃くのせると個性的な印象になってしまうため、チークのつけすぎには注意。ピンクやローズ系のチークと重ねて使っても可愛いという。
じゅわっとセクシー!レッドチーク
4つめは、大人っぽいロマンチックな「レッドチーク」。
まるで上気したような自然な血色感でピュアな色気を演出。どんな肌色や年代でも楽しめる万能カラーとしても知られている。
スージーのオススメは、頬の中央からやや斜めに向かってのせること。あまり広範囲に広げすぎると子供っぽい印象を与えるため、頬骨をなぞるイメージで入れるのがコツ。また、レッドチークは発色力が高いことが多いため、少しずつ塗り重ねていって。
イエローやパープルのチークは、一見すると難しそうに見えるけれど、使い方さえマスターすればメイクの幅をもっと広げることができる。普段のメイクにマンネリ気味という人は、この機会に試してみても良いかも。(フロントロウ編集部)