大人気映画『ワイルド・スピード』
『ワイルド・スピード』は、2001年から8作品にわたって続く大人気カーアクション映画シリーズ。日本では『ワイスピ』という愛称で親しまれ、多くのファンに愛されている。本作は、最新作にして9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開予定。
この新作はもともと、2020年5月22日にアメリカで公開予定だった。ところが、新型コロナウイルスが世界各地で猛威をふるい始めたため、いち早く延期を決定。再設定された全米公開日は2021年4月2日となっていた。
しかし10月になるとさらに延期されることが決定し、全米公開日はアメリカのメモリアルデー連休となる2021年5月28日に再設定された。
実は、今回の発表の直前に、米映画会社MGMが映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を今年11月から、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』と同じ、2021年4月2日に延期することを発表したため、これが影響したといわれている。
延期の発表により肩を落としたファンも多いなか、ドラマ『ウォーキング・デッド』のマイケル・ルーカーは、この報告をとても嬉しく思っているよう。
マイケル・ルーカー、『ワイスピ9』の公開が遅れて嬉しい理由
ドラマ『ウォーキング・デッド』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマイケル・ルーカーは、米CBRに最近出演した映画『Love and Monsters』について話しながら、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の公開が遅れていることは、恵みのようなことだと話した。
マイケルは「『ワイスピ9』は素晴らしい作品になるだろうし、みんなが待っていてくれて嬉しいよ」とコメント。続けて、「公開が遅れたおかげで、(我々が)大きなスクリーンに戻ってこられるから、本当に嬉しく思うよ」と、公開延期は劇場公開を優先するからであって、劇場でファンと会えるという計画に変更がないことを喜んだ。
マイケルは昨年『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に参加することが発表されたけれど、まだその詳細は明らかになっていない。今分かっている唯一のことは、マイケルが演じるのは「バディ」という名の男であるということ。
ちなみに『ワイスピ』シリーズは、9作目公開後、残り2作品でシリーズが完結することが発表されたばかり。今後の展開からますます目が離せない。(フロントロウ編集部)