ヴァネッサ・ハジェンズがパパラッチの行動を逆手にとる
ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』でブレイクを果たし、映画、テレビ、舞台とマルチに活躍する俳優へと成長しているヴァネッサ・ハジェンズは、現在ニューヨークで映画『チック・チック・ブーン!(原題:Tick, Tick...Boom!)』の撮影を行なっている。
『チック・チック・ブーン!』は、映画にもなった名作ミュージカル『レント』の脚本・作詞・作曲を手がけたジョナサン・ラーソンの自伝的作品で、主人公のジョナサンを、ミュージカル『エンジェル・イン・アメリカ』で主演を務めトニー賞を受賞し、映画『アメイジング・スパイダーマン』などの映画でも知られるアンドリュー・ガーフィールドが演じ、ヴァネッサはジョナサンが作った作品に出演する俳優のカレッサ役として登場。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、『チック・チック・ブーン!』の撮影も一時的に中断されていたけれど、10月から再開しており、ニューヨークのストリートで行なう撮影には大勢のパパラッチが集まり、ヴァネッサやアンドリューの姿を撮影している。
こうして常にカメラを向けられているということを逆手に取り、ヴァネッサはある行動をとった。それはパパラッチを使って世間にメッセージを発信するということ。
ヴァネッサは、インスタグラムで「@dudewithsign」というアカウント名で活動する、ニューヨーク州マンハッタンでひとりプラカードを掲げる有名な男性セスと撮影の合間にダンボールを持ち、パパラッチの前に登場。そして、ダンボールを掲げると、そこには「投票しないこと以上に不気味なものはない」や「不気味になろう」、「まずはあなたが投票してから」といったメッセージが描かれていた。
お気づきの人もいると思うけれど、これは11月3日に決定するアメリカ大統領選挙への投票を促すためのもの。ヴァネッサは、様々な写真を世界に発信するパパラッチを通して、アメリカ大統領選挙の投票が終わっていない人に、投票するように呼びかけた。
ちなみにヴァネッサはすでに投票しており、自身のインスタグラムには投票するともらえる「I Voted(投票しました)」というシールをiPhoneケースにつけている姿をアップしている。
(フロントロウ編集部)