俳優のスカーレット・ヨハンソンが、約1年半前に婚約したコメディ俳優のコリン・ジョストと挙式し、晴れて夫婦となった。結婚報告の仕方がさすがヒーロー。(フロントロウ編集部)

スカーレット・ヨハンソンが3度目の結婚

 2019年に公開された映画『マリッジ・ストーリー』と『ジョジョ・ラビット』で、映画界の最高峰のアワードであるアカデミー賞の主演女優賞と助演女優賞にノミネートを果たすという快挙を果たした俳優のスカーレット・ヨハンソン(35)が、米人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演するコメディ俳優のコリン・ジョスト(38)と、晴れて挙式したことが明らかになった。

画像: スカーレット・ヨハンソンが3度目の結婚

 2019年5月に代理人を通じて婚約を発表した2人は、10月第4週の週末に、家族やごく一部の友人たちを招いたささやかな結婚式を開催し、正式に夫婦に。

 過去に映画『デッドプール』の俳優のライアン・レイノルズと、長女ローズちゃん(6)の父親であるフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックとの結婚歴があるスカーレットにとっては3度目の結婚。コリンにとっては今回が初婚。


「ちょっと変わった方法」で結婚を報告

 セレブのおめでたい報せというと、近年では、インスタグラムやツイッターといったSNSを通じて行なわれるのが主流。

 スカーレットのように、SNSのアカウントを持たない、もしくは非公開としているセレブは、大手メディアに声明を出して報告するケースが多いが、スカーレットとコリンの結婚を最初に伝えたのは、「Meals on Wheels America(ミールズ・オン・ウィールズ・アメリカ)」というチャリティ団体の公式インスタグラムアカウントだった。

 アメリカ全土で食糧難に直面している、孤独なお年寄りを救済する活動を行なう同団体の公式アカウントでは、コリンの苗字「Jost」と「Just Married(新婚/結婚しました)」をかけた「Jost Married」というダジャレを添えた、ニューヨーク湾のスタテンアイランドで運航されているフェリーの写真が公開。

 「スカーレット・ヨハンソンとコリン・ジョストが、先週末、CDC(米疾病予防管理センター)監修による新型コロナウイルス禍の安全措置に従い、直近の家族や大切な人々だけを招いたこじんまりとした式を挙げ、結婚したという事実を、みなさんにお知らせできることを大変嬉しく思います」という報せとともに、「結婚に際する夫妻の願いは、『ミールズ・オン・ウィールズ・アメリカ』への支援を通じて、弱い立場にあるお年寄りのみなさんが置かれている困難な状況を改善する手助けがしたいということです。みなさん、どうか、幸せなカップルを祝福するために、プロフィール欄のリンクをクリックして、寄付をご検討ください」と、寄付を募るメッセージも添えられた。


影響力を弱者のために使う

 コリンはあまり更新頻度は多くないものの、SNSアカウントを持っており、そこでスカーレットの結婚を発表するという手もあったはず。しかし、自分たちの結婚が世間の注目を集めることを知っていた2人は、それを利用して、世の中には食事に困っている孤独なお年寄りたちがたくさんいることを知ってもらい、少しでも寄付をしてもらおうと促すことにしたよう。

画像: 影響力を弱者のために使う

 スカーレットといえば、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品で、女性スーパーヒーローのブラック・ウィドウを演じていることでも知られ、パンデミックの影響で延期が重なったが、2021年4月に予定されている単独作『ブラック・ウィドウ』の公開を多くのファンたちが心待ちにしている。

 自分の持てるチカラを弱い立場の人のためや善い事に活用しようというスカーレット、そして彼女の夫となったコリンの姿勢は、まさにスーパーヒーローのよう。2人の末永い幸せを祈りたい。(フロントロウ編集部)

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