アマゾン配達員の身に災難が降りかかる
プライム会員であれば、基本的に送料無料でお急ぎ便やお届け日時指定便が使い放題になるほか、特典で動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオも利用できることから、コロナ禍でさらに需要が高まっている大手通販サイトのアマゾン(Amazon)。そんなアマゾンの配達員の身に起きた悲劇の一部始終をとらえた映像がネットで話題になっている。
米Worldstarhiphopに投稿された映像に映っていたのは、とある住宅の玄関へと続く階段ですっ転び、玄関前で悶えるアマゾンの配達員の姿だった。
片方の脚でスライドするかたちで尻もちをつき、股関節を痛めた配達員の男性は、“もうダメだ…”と言わんばかりのおぼつかない足どりで玄関前まで向かうと、その場で倒れこみ、しばらくのあいだ仰向けに寝っ転がったまま、股関や脚を触って痛めたところはないか確認。
その後、気を取り直して立ち上がった男性だったが、外に止めてあった車に戻る途中で二度目の悲劇が…。なんと、またしても同じ場所ですべって転んでしまったのだ。一度ならず二度も同じ場所で同じ失態を犯してしまったことに自分でもウンザリしたのか、再び仰向けに寝っ転がった状態で数秒間天を仰いだあと、立ち去ろうとしたところで、男性は肝心の配達の品をまだ届けていないことに気づいた。
再び“あの場所”を通ることにだいぶ気乗りしていない様子だったが、職務放棄をするわけにもいかないので、今度は足を踏み入れる前に入念にチェックし、真ん中ではなく端を通るという方法で転ぶことを回避。なんとか三度目は阻止するも、悲劇に次ぐ悲劇で散々な目にあった男性は、哀愁漂う背中でその場を去っていった。
この動画を見た人たちからは、「(もしこれが自分の身に起きたら)すぐさま職場に電話して、『今日はもうこの辺で切り上げます』って伝えるよ(笑)」というコメントのほか、「何ともいえない気分になる…」「この配達員が不憫でならない」といった同情する声もあがっている。
ちなみに、この時家の中には人がいたようで、住人から大丈夫かと聞かれた男性は「大丈夫」と答えていた。ただし、男性は大丈夫でも配達した荷物は大丈夫ではなかったようで、「破損してるかも」「それが今あなたにとっての問題かも」と言い残している。
実際に配達物の中身が破損していたのかなど、その後については何もわかっていないが、動画に映るアマゾンの配達員の男性にとってとんだ1日であったことは間違いない。(フロントロウ編集部)