ケンダル・ジェンナー主催のハロウィン・パーティーに批判殺到
世界各国で新型コロナウイルスの感染者数が再び急増するなか迎えた2020年のハロウィンは、アメリカでも、例年と比べるとだいぶ控えめに祝われ、多くの人たちは、自宅で家族だけでささやかなハロウィンパーティーを開いたり、Zoom(ズーム)などのオンライン通話ソフトを利用したバーチャル・ハロウィンを楽しんだ。
毎年、ド派手な仮装でパーティーに繰り出すセレブたちも、今年は“おうちハロウィン”でおとなしく祝う人が大半だったが、モデルのケンダル・ジェンナーは、11月3日の25歳のバースデーの前祝いも兼ねて、カーダシアン/ジェンナー家の家族にくわえて、友人セレブたちを多数招待した盛大なハロウィン・パーティーを開催。
ウェスト・ハリウッドにあるホテルの屋上レストランを貸し切って行なわれたパーティーには、ケンダルの親友でモデルのヘイリー・ビーバーとシンガーで夫のジャスティン・ビーバー、ミュージシャン兼俳優のジェイデン・スミス、シンガーのザ・ウィークエンド、ドージャ・キャット、モデルのウィニー・ハーロウ、ラッパーのクエヴォ&スウィーティーらが参加した。
“世間にバレるとまずい”という認識があったからか、会場では「写真は好きなだけ撮ってOKだけど、SNSには投稿しないで」というお達しが書かれたメモが配布。
しかし、そのルールはあっけなく破られ、密状態でマスクもせずに至近距離で踊ったり、写真撮影したりするセレブたちの姿がSNSにどんどんアップされた。
not Kendall Jenner hosting a birthday party with all these celebrities in attendancepic.twitter.com/xCCj5FHKnt
— DEMI Documentary out now! (@ctrlovato) November 1, 2020
これを見た多くのユーザーたちは、ソーシャル・ディスタンスのルールを軽視して“お楽しみ”の様子のセレブたちの姿に立腹。パーティーを主催したケンダルには批判が殺到した。
マイリー・サイラスがパーティーに参加したセレブに「制裁」?
一方、“パーティーガール”のイメージがあり、ハロウィンにも毎年、世間をあっと言わせる仮装を披露してきたシンガーのマイリー・サイラスは、今年は仮装もせず、ベッドのうえで1人、読書する様子をインスタグラムで公開。
「安全でいてね」とコメントを添え、ウイルスの感染拡大を防ごうと呼びかけたマイリーに、ファンたちは関心したが、そんなマイリーが、ケンダルのパーティーに参加したセレブたちへの嫌悪感や不支持を表明するために、彼らのSNSを一気にアンフォローしたとのウワサが浮上した。
miley cyrus unfollowed everyone that was partying last night omg pic.twitter.com/tS3Wn93684
— an xo (@mileytanked) November 1, 2020
あるファンが、インスタグラムのフォロー画面のスクリーンショットとともに、マイリーがパンデミックを軽視し、身勝手な行動に出たセレブたちに遠まわしに制裁をくわえたという説をツイッターで唱えると、みるみるうちに拡散。
多くのユーザーがマイリーの行動を褒め称えたが、それから一夜明け、マイリーがこの件に関して沈黙を破った。
もともとフォローしてない
マイリーは、自身がケンダルをはじめ、パーティーに参加したケンダルの妹カイリー・ジェンナーやザ・ウィークエンド、スウィーティーをアンフォローしたと示唆したあるファンのインスタグラム投稿にコメント。
「最初から誰もフォローしてないけど。私がインスタで誰をフォローしてるかなんて議論するのはやめて、投票について話そうよ!残りあと1日だよ! #BidenHarris」。
アンフォローしたと騒がれた4人のセレブたちは、もともとフォローしていないと説明し、そんなことよりも、今一番話題にしなくてはいけない、アメリカ大統領選挙について議論すべきだと、続けたマイリー。さらに「#BidenHarris」のハッシュタグで、民主党の大統領候補であるジョー・バイデン氏と副大統領候補のカマラ・ハリス氏へのサポートを改めて表明した。
「参加者は全員、検査済み」ケンダルの母が弁明
マイリーの言い分はごもっともだが、世間では、これまでにも何度もソーシャル・ディスタンスのルールを破ってきたケンダルやカーダシアン/ジェンナー家に対しての風当たりがより一層強くなっており、母親のクリス・ジェンナーが火消しに走る事態に。
米ラジオ番組『Radio Andy』に出演したクリスは、パーティーに参加したセレブたちは、日頃から、週に1~2回、新型コロナの感染検査を受けおり、ハロウィン当日も、会場入りする前に、結果が早急にわかるテストを使って検査したうえで、参加が許可されたと説明。「私たちは、できるだけルールに従っているし、世間の人が批判的なコメントをしているみたいだけど、私にはコントロールすることはできない。ベストは尽くしてるつもり」と話した。(フロントロウ編集部)