『TWD』キャラクター達を深堀りする
新型コロナウイルスの影響で最終章となるシーズン11の放送が延期され、その代わりにシーズン10に6話分のボーナスエピソードが加わることとなっているドラマ『ウォーキング・デッド』。現在ボーナスエピソードの撮影は開始されている。
シーズン10の本来の最終話であるエピソード16では、囁く者たちとの戦いが描かれ、ウォーカーの大群が登場。そしてシリーズを卒業していたマギーも帰ってきた。しかし、ボーナスエピソードの撮影は新型コロナウイルス対策をしたうえで行なわれているため、規模は小さくならざるを得ない。そこで、ボーナスエピソードの方針は第16話の勢いとは別の方向で行くと、ショーランナーのアンジェラ・カンは明かしている。
「最高のキャラクター達を本当に深掘りするという、『ウォーキング・デッド』の別の伝統的な路線で行くことにした。それもまた『ウォーキング・デッド』というものだと思うし、みんなもそういったものを楽しんでくれるといいね」
ボーナスエピソードでは過去が描かれる
そこでファンがとっても楽しみにしているのが、ボーナスエピソードで描かれるとみられているニーガンの過去とマギーのこれまで! 原作コミックでは、ニーガンの過去だけを特集した1冊『Here's Negan(原題)』が発表されており、これをもとにドラマでもニーガンの過去が描かれるとみられる。さらには、ニーガンの亡き妻であるルシール役に、ニーガン演じるジェフリー・ディーン・モーガンの妻であるヒラリー・バートンが起用されたものだから、ファンの期待は最高潮となっている。
また、ローレン・コーハン演じるマギーがシーズン9の第5話で一旦姿を消し、劇中ではそれから6年が経った。その間にマギーに何があったのかも描かれるよう。また、もちろんキャロルなどの人気キャラクターも深掘りされる。
ボーナスエピソードの特別映像が公開!
ボーナスエピソードの放送は、2021年初め頃を予定している。そして、だんだんと年の瀬に近づく今、ボーナスエピソードの特別予告が公開された!
映像は、シーズン10からの映像と、オンラインで行なわれたキャスト達の台本読みの映像から構成されている。台本読みには、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガン、マギー役のローレン・コーハン、キャロル役のメリッサ・マクブライド、ダリル役のノーマン・リーダス、エゼキエル役のカリー・ペイトン、ジュディス役のケイリー・フレミング、リディア役のキャサディ・マクリンシー、ケリー役のエンジェル・セオリーが参加。
ショーランナーのアンジェラはボーナスエピソードについて、シーズン11を待つファンを楽しませるための橋渡し的エピソードだと話していたけれど、因縁があるニーガンとマギー、そしてキャロルやダリルとの再会という超緊張のシーンは、橋渡しというにはあまりに豪華そうだ。
そしてやっぱり、ちょっと見てしまうのが、キャストたちの後ろに映る自宅の一部。ジェフリーの家のインテリアはシックで、カリーやノーマンの家には観葉植物が。メリッサは暗い背景となる場所を選んでいるのにも、性格が現れている。ワクワクが止まらない『ウォーキング・デッド』シーズン10のボーナスエピソード放送まで、あと数ヵ月の我慢。(フロントロウ編集部)