皮膚科医が教えるハンドクリームの選び方
秋冬の必需品であるハンドクリームはたくさんの種類があるうえ、同じような宣伝文句が謳われているため、結局なんとなくで選んでしまうこともしばしば。しかも、試し塗りしたときには肌がうるおって見えても、時間が経つと元どおりなことも多く判断基準が難しい。

そんなハンドクリームを選ぶときこそ、チェックしたいのが「成分」。アメリカの7つ以上の州の医師免許を持つ皮膚病理医グレッチェン・フリーリング医師は、「基本的にどんなハンドクリームでも最初に塗った時は素晴らしく感じるものなの」と米Well+goodで話し、その場の試し塗りはあてにならないと説明。効果的なハンドクリームを見つけるためには、どんな成分が入っているのかをチェックすることが大事だという。
この秋冬のハンドクリームで取り入れたい、医師オススメの成分をご紹介。
肌の水分の蒸発を防ぐ成分
手が荒れる原因のひとつが、空気の乾燥による肌の水分蒸発。そんな水分の蒸発を防ぐために取り入れたいのは、ビタミンCやビタミンB、ペプチド、シアバター、ラノリン、ヒアルロン酸などの成分。

フリーリング医師は、「肌の水分の蒸発を防ぐ成分のうち、どれかが3つ以上入っているものが効果的なハンドクリームだと思う」と話し、ひとつではなく3つ、4つと少しでも多く入っているものを選ぶようオススメした。
肌をバリアする成分
しっとりとした手をキープするには、乾燥などの外部刺激から肌を保護することも大切。その働きをしてくれるのが、肌をバリアする成分であるセラミド。

NYの皮膚科医である皮膚科医のメアリー・L・スティーブンソン医師は、「セラミドは乾燥から肌を守ることで、肌のうるおいを保ってくれる」と米メディアSelfでコメント。ちなみにセラミドは幅広い肌のタイプに合っているのも特徴で、敏感肌や乾燥肌の人にとくにオススメだそう。
肌の弾力をキープする成分
医師がオススメする成分のなかには、乾燥による手のシワを和らげるものも。それはグリコール酸(AHA)。フリーリング医師は、「グリコール酸は、肌の弾力が失われるのを防ぐ働きがある」と話し、弾力不足によるシワなどの緩和が期待できると明かした。
今回紹介した3つの働きをする成分は、必ずしも全てが入っているものを選ぶ必要はないけれど、ひとつでも多く入っているものを選ぶことが大切。新しいハンドクリームを買うときには、ぜひ参考にしてみて。(フロントロウ編集部)