ケンタッキーフライドチキンの“顔”に異変
世界中に展開する大手ファストフードチェーン「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」の“顔”である「アレ」が、期間限定でまさかのイメチェンをしていたことが明らかに。ぱっと見ただけではスルーしてしまいそうだが、気づくと違和感ありありな異変とは一体!?
まずはこちらの画像をご覧頂きたい。注目すべき点は、KFCの主力商品であるフライドチキンが入っているボックス。
違和感の正体に気づいただろうか? 箱に描かれたケンタッキーフライドチキンの創業者で同チェーン店の顔でもあるカーネル・サンダースをよく見ると、トレードマークのヒゲがなくなっているではないか!
じつはこれ、フランスのケンタッキーフライドチキンが11月のMovemer(モーメンバー)に合わせて実施した広告キャンペーン。同社は「Movemberのルール:最初の日にきれいさっぱりヒゲを剃り、1ヵ月かけてヒゲを伸ばす」というスローガンのもと、ヒゲを剃った状態のカーネル・サンダースの顔が描かれた容器や店の看板の写真をSNSに投稿し、このムーブメントに参加するよう呼びかけた。
2003年にオーストラリアで始まったMovemberは、11月はヒゲを伸ばして、男性特有のガンや、男性のメンタルヘルスなどへの関心を高めようと呼びかけるムーブメント。ちなみに、Movemberの由来は、口ヒゲという意味のMo(モー)と、11月という意味のNovember(ノーベンバー)を合わせたもの。
過去には、“マクドナルドのライバル”として知られる人気ファストフードチェーンのバーガーキングが同様の広告を打ち出したことがあるほか、今年はワン・ダイレクションのメンバーでシンガーのリアム・ペインといったセレブもMovemberのキャンペーンに参加している。(フロントロウ編集部)