コロナ禍でパーティーをするインフルエンサーを批判したアリアナ・グランデ
およそ1,500万人以上のフォロワーを持つ人気TikTokerであるブライス・ホールが、新型コロナウイルス禍で外へ出てパーティーをするTikTokerたちを非難したアリアナ・グランデからの批判にコメントした。
アリアナは先日、新型コロナウイルスの影響で自粛が求められているにもかかわらず外へ出てパーティーを楽しむインフルエンサー達を批判。YouTubeチャンネル『Zach Sang Show』に出演した際、「あと何週間か家にいられないのかな?」と集団で集まるインフルエンサー達に疑問を投げかけた上で、「他の国は大丈夫だったのに。私たちよりマシだよね。サドルランチになんて行く必要あった? 命に関わるパンデミックが過ぎ去るのを待てなかったのかな? カウボーイブーツを履いて、ロデオに乗る必要なんて本当にあった? 私たちはそういうインスタグラムの投稿を必要としていたかな?」と苦言を呈した。
サドルランチとは、ロサンゼルスにある西部開拓時代をテーマにしたレストランで、TikTokスターやインフルエンサーたちがたびたび訪れていることで知られている。アリアナは具体的な人物名こそ挙げなかったものの、実際に、TikTokスターのアディソン・レイや、ブライス・ホールらはサドルランチでハロウィンパーティーを行なっていた。
ブライス・ホールがアリアナ・グランデに反論
今回、ハロウィンにサドルランチでパーティーを行なった1人であるブライスがアリアナからの意見に言及。米ポッドキャスト『Hollywood Raw』に出演したブライスは、番組のなかでアリアナの発言に話が及ぶと、「彼女は間違っていないけど、不必要なことだったよね。特定のグループを批判する必要はなかったよ。他の集団もやっているんだからね」と答え、サドルランチでパーティーを行なっていた特定のグループを名指ししたアリアナに苦言を呈した。
「彼女はTikTokerには多くのオーディエンスがついていることを知っているんだよ。多くの人が同意してくれることを分かっていたんだ。TikTokerを嫌う人たちはたくさんいるからね」とブライス。
「つまり、マーケティング戦略的なものだったことは言うまでもないよね。自分のためになることをしたんだ。とはいえ、彼女は間違っていないけどさ」と続けて語り、アリアナは自身のイメージを向上させるために、「嫌う人たち」が多くいるとされるTikTokerをあえてターゲットにしたのではないかと指摘した。
一方、彼女が間違ったことを言ったとは考えていないようで、「TikTokerたちが何て言うか? 『ファック・ユー、アリアナ』って言うかって? 俺はそう言うつもりはないよ。みんな、『その通りだ』って言うと思うよ」とブライスは語り、あくまでもアリアナの意見は正しい指摘だと認めた。
ちなみに、ハロウィンにパーティーを行なって批判の声が寄せられているのはブライスらTikTokerたちだけでなく、11月3日の25歳のバースデーの前祝いも兼ねて家族や多くの友人セレブを招待してパーティーを行なった、ケンダル・ジェンダーのハロウィン・パーティーにも批判が寄せられた。(フロントロウ編集部)