ヘアダメージを軽減する遠赤外線ドライヤー
髪をキレイにするため、トリートメントなどのヘアケアにこだわっているという人は少なくないと思うけれど、ドライヤーはどんなものを使ってる? せっかくケアしても、毎日のように使うドライヤーで髪を傷めているならば、美髪のためには見直したいところ。
そこで紹介したいのが、多くのプロが傷みにくいと絶賛している「遠赤外線ドライヤー」。
遠赤外線ドライヤーとは、温風と一緒に目に見えない遠赤外線を放出して髪を乾かすタイプのドライヤーのことで、ここ数年で海外や日本でも人気が高まっている。プロも勧める、遠赤外線ドライヤーのメリットをチェック。
低温なのに素早く乾く
遠赤外線ドライヤーが髪を傷めにくい理由のひとつが、ほかのドライヤーとの髪の乾き方の違い。
俳優のマヤ・ホークやレベル・ウィルソンなど多くのセレブを手掛けるヘアスタイリストのピーター・バトラーは、「遠赤外線ドライヤーは、髪を内側から乾かすことができて傷みにくいから、多くのクライアントに使っている」と米Glamourにコメント。
遠赤外線は髪などの有機物に吸収されやすく、この吸収によって熱に変わるため、髪1本1本の内面から表面に向かって乾かすことができるという。そのため、髪の表面だけが過剰に熱されてしまうことで傷みやすい通常のドライヤーよりも抜群に効率よく速く乾いて、キューティクルが傷みにくくダメージを抑えられるそう。
また遠赤外線ドライヤーは、遠赤外線の熱を借りて髪を乾かすため、通常のドライヤーに比べて低温の風で乾かせるタイプが多いことも髪が傷みにくいポイントだとピーターは話す。ドライヤーによるダメージは、高すぎる温度の風を髪にあてることで起こってしまうため、低温で速乾できるのは嬉しい。
頭皮をケアする効果も
もうひとつのメリットが、髪を乾かしながら頭皮もケアできること。ヘアケアアイテムを展開するブランド、バイ・ジーナ(By Gina)のCEOを務めるジーナ・リベラは、「遠赤外線ドライヤーは、髪だけでなく頭皮にも熱が浸透するから、血行を促進して頭皮もケアすることができる」と米メディアShapeとコメント。美しい髪をつくるためには頭皮の健康状態も重要なので、頭皮ケアも同時にできる遠赤外線ドライヤーはメリットづくし。
プロが勧める、髪が傷みにくい遠赤外線ドライヤー。家電量販店などで購入できるものもあるので、ぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)